MOVEitDMZ_Install.INI は、MOVEit Transfer インストール用のパラメータファイルです。これは初期のインストール中にダイアログプロンプトから作成され、インストールが中断された場合に再開するために使用できます。無人インストールでは、すべてのパラメータは INI ファイルから読み取られ、ダイアログプロンプトを省略してファイルのコピーに直接進みます。以下の INI サンプルファイルを参照してください。
このファイルを使用する前に、通常のインストールを実行し、プロンプトに応答し、インストールの最後にファイルを保存することをお勧めします。[インストールファイルを安全に削除] チェックボックスが表示されたら、これをオフにします。
INI サンプルファイル:
[LICENSE]
LicenseFile=C:\MOVEitDMZ\Files\Licenses\MoveitDMZLicense.txt
File=1
Express=0
[SITEPARMS]
PublicURL=https://win2012Sys1
EmailServer=mail.corp.com
EmailErrors=helpdesk@corp.com
EmailReturn=virtual@corp.com
[FOLDERS]
Application=C:\Program Files\MOVEit
Filesystem=C:\MOVEitDMZ
WebRoot=C:\MOVEitDMZ\wwwroot
ISAPI=C:\MOVEitDMZ\MOVEitISAPI
MySQL=C:\MySQL OS=C:\WINDOWS\
OS=C\Windows
InstallLog=C:\MOVEitDMZ_Install.log
InstallConfig=C:\MOVEitDMZ_Install.INI
[CREDENTIALS]
MySQLAdministratorUsername=root
MySQLAdministratorPassword=P95Ux123
MySQLUserUsername=moveitdmz
MySQLUserPassword=F958m8P8
SysAdminUsername=sysadmin
SysAdminPassword=P95Ux123
RootKeyPassphrase=864584Zr417s
ServiceUsername=midmzsvc3
[WEBSITE]
CreateNewSite=1
NewSiteName=moveitdmz
OldSiteName=Default Web Site
CreateVDir=0
VDirName=moveitdmz
[SSLSERVERCERT]
CreateTestCert=1
ExistingCertIdent=win2012Sys1|00
INI ファイル内のほとんどのパラメータは、わかりやすく表記されています。これらのフィールドのほとんどの情報は、通常のインストールプロセスのダイアログの説明に記載されています。無人インストールで使用されるパラメータのうち詳しい説明が必要なものを以下に示します。
値が 1 に設定されている場合は、MOVEit Transfer が仮想ディリレクトリに配置されます。
このパラメータは、CreateVDir=1 の場合にのみ使用されます。仮想ディレクトリを使用する場合は、この仮想ディレクトリ名を上記の PublicURL
に含めます。
注: 無人インストールでは URL は自動的に変更されません。
対話型インストールでは URL が自動的に変更されます。
値が 0 に設定されている場合は、既存の証明書が使用され、Web サイトと FTP サーバーに適用されます。
ExistingCertIdent
はインストーラによって作成されたテスト証明書の情報になります。CN= 名前部分は上記の PublicURL
内の DNS 名に一致する必要があります。インストーラがテスト証明書を作成する場合、シリアル番号の部分は常に「00」になります。MSSQLAdminstratorPW=[password]
例: MSSQLAdminstratorPW=P32Ux215
注: 実際のパラメータ名はスペルが間違っています (「MSSQLAdministratorPW」ではなく「MSSQLAdminstratorPW」)。これは「MSSQLAdminstratorPW」と入力する必要があります。