MOVEit Transfer インストールプログラム

MOVEit Transfer インストールプログラムは、MOVEit Transfer ソフトウェアをインストール、更新、修復、またはアンインストールします。

• [インストール]。インストールプログラムによって MOVEit Transfer がシステムに存在しないことが検出された場合、MOVEit Transfer のインストールが自動的に試行されます。
• [更新]。インストールプログラムによって MOVEit Transfer の古いバージョンがシステムに存在することが検出された場合、MOVEit Transfer の更新が自動的に試行されます。更新操作中に、MOVEit Transfer のコンポーネントとアプリケーションが更新され、データベースの変更/変換が行われます。
• [修復]。このオプションは、インストールプログラムによって MOVEit Transfer の最新バージョンがシステムに既に存在することが検出された場合にのみ使用できます。修復操作中に、さまざまなコンポーネントとアプリケーションが既知の正常なコピーに置き換えられますが、データベースの変更/変換は行われません。
• [変更]。このオプションは、インストールプログラムによって MOVEit Transfer の最新バージョンがシステムに既に存在することが検出された場合にのみ使用できます。変更操作中に、さまざまなコンポーネントやアプリケーションが追加または削除され、データベースの変更/変換が行われる場合があります。

  注意: [変更] オプションは、Ipswitch サポートから直接指示があった場合にのみ使用してください。

• [アンインストール/削除]。このオプションは、インストールプログラムによって MOVEit Transfer の最新バージョンがシステムに既に存在することが検出された場合に使用できます。コントロールパネルの [プログラムと機能] セクションからも使用できます。

[更新] オプションまたは [修復] オプションを実行する前に、付属の MOVEit Transfer Backup ユーティリティ (dmzbackup) または信頼できるバックアップツールを使用して、既存の MOVEit Transfer 設定のバックアップを作成してください。

インストールプログラムでは必要に応じて SecAuxNET ユーティリティを実行します。このユーティリティは、インターネットに接続しているネットワークセグメントでの展開用に、MOVEit Transfer アプリケーションを実行する Windows Server プラットフォームを準備するために使用します。SecAuxNET には、サーバーを最適化し、ロックダウンするための、以下のようなオプションがあります。

• [Optimize Windows Explorer (Windows エクスプローラの最適化)] と [Optimize Internet Explorer (Internet Explorer の最適化)]
• [Disable unneeded services and applications (不要なサービスとアプリケーションを無効にする)]
• [Apply recommended NTFS Windows security settings (推奨される NTFS Windows セキュリティ設定の適用)]
• [Apply recommended NTFS permissions (推奨される NTFS アクセス許可の適用)]
• [Enable FIPS compliance mode (FIPS コンプライアンスモードを有効にする)]
• [Rename Administrator account (管理者アカウント名の変更)]
• [Configure IIS (IIS の設定)]
• [Configure SMB Signing (SMB 署名の設定)]