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概要

MOVEit Transfer は、保存時転送時のファイルとデータの安全な共有と転送を提供します。いくつか例を紹介します。

MOVEit Transfer は、ホスト型サービスとオンプレミスサーバーの両方として使用できます。MOVEit Transfer ユーザーは、Web ブラウザ、モバイルデバイス、デスクトップのドラッグアンドドロップポイント、E メールクライアントなどを介してファイルを送信、表示、および共有することができます。

MOVEit は、組織内や企業間などの情報を安全に収集、保管、管理、および配信します。

MOVEit Transfer には以下が含まれています。

ユーザーアクセス (クライアント、ブラウザ、API)

送信を手動で行う必要があるときはいつでも、Web ブラウザやモバイルデバイスだけでなく、デスクトップメールクライアントからも簡単に MOVEit にアクセスできます。

セキュアファイル送信の基礎

MOVEit Transfer を使用すると、自動化 (スケジュール) されたシステム間のファイル送信を安全に行うことができます。また、ワークグループ内およびワークグループ間での手動 (ユーザーによる実行) 送信もサポートしています。ユーザーには、アカウントと、ファイルのアップロードおよびダウンロードを実行できるホームフォルダーが設定されます。管理者は、業務上のさまざまなワークフロー、特に外部の組織が関与するワークフローに対応するようにユーザーグループと共有フォルダーを設定できます。ワークフローには、組織と個人、配布グループ、収集箱の間のファイル交換と、さらに直接的な個人間のファイル交換も含まれます。

個人間 (「アドホック」) 転送

Ad Hoc Transfer 製品を使用すると、ユーザーはお互いに安全な方法でファイルパッケージを直接やり取りできます。各パッケージは通常、メモ (基本的なメッセージ) と 1 つ以上の添付ファイルで構成されます。ユーザーには、アカウントと、パッケージを送受信できるメールボックスが設定されます。

注: 個人間の送信機能は、スケジュールされていない、手動で行う送信に限定的 (アドホック) に使用できます。この機能には、直接やり取りするために必要なメールボックスとアドレス帳のインフラストラクチャが含まれており、未登録ユーザーの E メールアドレスを使用することで未登録ユーザーを含めることができます。

注: 未登録ユーザーは、アカウントの有効期限がある一時ユーザーか、メールボックスではなく、特定のパッケージにのみアクセスできるゲストユーザー (パッケージパスワードユーザーとも呼ばれる) として設定できます。

Ad Hoc Transfer を使用すると、メールサーバーによる制約を回避することができます。大きなファイルや複数の添付ファイルを迅速かつ安全に送信できます。送信者は、ブラウザ、Mobile アプリケーション、または Microsoft Outlook プラグインを使用し、ファイルを添付して E メールアドレスに送信できます。

ファイルを含む MOVEit パッケージの作成は、ファイルを添付した E メールの作成に似ていますが、MOVEit パッケージの場合、パッケージの一部として送信された添付ファイルは MOVEit サーバーにアップロードされます。新着パッケージ通知メールが受信者に送信されます。

注: 管理者は、MOVEit にメモ (E メールの本文に相当) を設定し、MOVEit のみを使用して安全に送信することができます。また、メモを E メールで送信する通知に含めることもできます。

受信者は、E メール通知の Web リンクをクリックして MOVEit にサインオンし、パッケージを表示してファイルをダウンロードできます。有効な場合、受信者はパッケージに返信して、追加の添付ファイルを送信することもでき、これも MOVEit サーバーにアップロードされます。

組織の管理者は、オプションを設定して以下の操作を行うことができます。