MOVEit Transfer または MOVEit Automation のアップグレード
MOVEit Transfer または MOVEit Automation をアップグレードする前に、該当する前提条件、アップグレード前のタスク、アップグレードタスク、アップグレード後のタスクすべてについて確認しておく必要があります。
注 アップグレードプロセスの際は、システムを一時停止することが必要になります。アップグレードを円滑に進められるよう、事前にアップグレードの計画および検証を実施してください。
MOVEit Transfer: 直接アップグレードのインストール情報およびシステム要件の詳細情報については、最新のリリースノート を参照してください。MOVEit Automation: 直接アップグレードのインストール情報およびシステム要件の詳細情報については、最新のリリースノート を参照してください。
警告! MOVEit Transfer データベーススキーマのカスタマイズはサポートされていません。データベース名の変更や、スキーマ、インデックス、テーブルの追加を行うと、MOVEit インストーラでは手動による変更を想定していないため、可能な場合は、それらを元に戻します。MOVEit Transfer インストーラを実行する前に、カスタマイズをバックアップしてください。
アップグレード計画
詳細
前提条件
システムのバックアップ:アップグレードする前に、システムのフルバックアップを行ってください。 インストールの前提条件。最小限のインストールの前提条件を満たす必要があります。
アップグレード前のタスク
オペレーティングシステムを、最新のサポートされるレベルにアップグレードします。 開発ソフトウェアを、最新のサポートされるレベルにアップグレードします。
アップグレードタスク
データベースの更新:アップグレードには、基になるデータベースの更新が必要になることがあります。大きなログテーブルがある場合やドライブの断片化が進んでいる場合、この作業には時間がかかることがあります。 Microsoft SQL Server データベース:このアップグレードプロセスでは、データベースへの db_owner アクセス許可を持つアカウントが必要です。MOVEit インストーラによって最初に作成されたデータベースユーザーアカウントにはこれらのアクセス許可があります。 MOVEit Transfer のみ 。Windows Service ユーザー認証情報。プロンプトが表示されたら、Windows Service ユーザーの認証情報を入力します。
アップグレード後のタスク
アカウントのサインイン:アップグレード後は、セッションを再構築する必要があります。アカウントに再度サインインすると、MOVEit Automation と MOVEit Transfer によってセッションが自動的に再構築されます。セッションを再構築するために必要な停止時間は、環境とデータベースの規模によって異なります。 MOVEit Transfer のみ 。追加のサーバーハードニング:アップグレードプロセスでは、SecAux (セキュリティウィザード) の実行プロンプトは表示されません。For more information, see 追加のサーバーハードニング 。