上位アプリケーション
このダッシュボードレポートは、選択されたインターフェイスで選択された方向 (受信、送信、受信と送信、またはバウンス) のトラフィックを最も多く生成しているデバイスにより使用されるアプリケーションを表示します。アプリケーションの定義は、ポート番号をアプリケーションにマッピングする [アプリケーションへのポートのマッピング] ダイアログ ( または) を使って作成されます。アプリケーションデータは、選択された期間中にネットワーク上の個人が最も多く行っているタスクのタイプを判断する上で役立ちます。
[レポート設定] ダイアログの オプションを使用して、送信者トラフィックをバイト、パケット、またはフローによって表示または並べ替えることができます。代替の並べ替え方法を指定することにより、帯域幅を除き、インターフェイスリソースの最大の消費者であるホストを監視し、特定することができます。
- 。選択されたインターフェイスで最も多くのトラフィックを生成しているデバイスにより使用されているアプリケーションを表示します。
監視されていないポート間を流れるトラフィックは、未分類と見なされます。Flow Monitor では、「未分類」と見なされるトラフィックについては、データが送信されるポートとそれを受信するポートの両方とも、[アプリケーションの設定] ダイアログでアプリケーションにマップすることはできません。送信または受信ポートのいずれかがアプリケーションにマッピングされていれば、トラフィックはアプリケーションに関連しています。
Flow Monitor によって、監視されていないポートに大量のトラフィックが検出されると、このダッシュボードレポートには、状況と監視されていないポートを定義する方法が説明された黄色の警告フラグが表示されます。これは、ネットワークで発生する非標準的なトラフィックを積極的に検出する上で役立ちます。また [未分類トラフィック] ダイアログは、選択された日付範囲のすべての未分類トラフィックの表示を選択 () することにより使用できます。
詳細情報の参照先
インターフェイストラフィックの方向について
例示のために、次の表の説明と図では、トラフィックは内部インターフェイスと外部インターフェイスの間で送信されていると仮定します。実際には、トラフィックは内部インターフェイスから別の内部インターフェイスに送信されたり、外部インターフェイスから別の外部インターフェイスに送信されることもあり、また入力と出力のインターフェイスが同じになることもあります。
インターフェイス
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トラフィックの方向
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レポート表示
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内部インターフェイス
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受信

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外部のデバイスとの通信に選択されている内部インターフェイスに接続されている LAN セグメントのデバイスで使用されている上位アプリケーション。
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送信

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選択されている内部インターフェイスに接続されている LAN セグメントのデバイスと通信する外部デバイスで使用されている上位アプリケーション。
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受信/ 送信

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選択された内部インターフェイス内にトラフィックを送信するすべてのデバイスで使用されている上位アプリケーション。
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外部インターフェイス
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受信

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内部 LAN セグメントのデバイスとの通信用に選択されている外部インターフェイスに接続されているデバイスで使用されている上位アプリケーション。
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送信

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選択されている外部インターフェイスに接続されている内部 LAN セグメントのデバイスで使用されている上位アプリケーション。
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受信/ 送信

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選択された外部インターフェイス内にトラフィックを送信するすべてのデバイスで使用されている上位アプリケーション。
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Flow Monitor でのダッシュボードレポートの設定
このダッシュボードレポートを Flow Monitor で設定するには:
- ダッシュボードレポートタイトルバー画面で、設定アイコン
をクリックします。[フローレポートの設定] ダイアログが表示されます。 - 適切な情報を入力するか、選択します。
- 。ダッシュボードレポートのタイトルを入力します。この名前はダッシュボードレポート画面のタイトルバーに表示されます。
- 。ダッシュボードレポートに表示する、カテゴリ内の個々の項目数を入力します。レポートには、 で選択した並べ替えオプション ([バイト数]、[パケット数]、または [フロー数]) に基づいて最上位の値が表示されます。他のすべての項目は、「その他」カテゴリに含められ、 を選択すると表示されます。
- 。データの並べ替えと表示に使用するデータ単位を選択します。[バイト]、[パケット]、[フロー] を選択します。
- 。個別に表示されている項目には含まれていないカテゴリ内のすべての項目を含めるには、このオプションを選択します。レポートがフィルタ処理されている場合は、このオプションを選択すると「その他」カテゴリによって、チャート内に個別に表示している項目がマスクされることがあります。
- 。ダッシュボードレポートで使用する表示の種類を選択します。[チャートとデータ]、[データのみ]、[チャートのみ] から選択します。
- 。レポートに表示するチャートの種類を選択します。円グラフ、円グラフ (3D)、円グラフ (透過 3D)、棒グラフ、棒グラフ (水平)、棒グラフ (透過 3D)、積み重ね時系列グラフから選択します。
- 。グラフやチャートの幅をピクセル単位で指定します。
- 。グラフやチャートの高さをピクセル単位で指定します。
- 。データを表示する転送速度形式を選択します。[自動スケール]、[bps]、[Kbps]、[Mbps]、または [Gbps] から選択します。
- 。グラフの最小値を入力します。
- 。グラフの最大値を入力します。
- をクリックして、変更を保存します。
ダッシュボードレポートからのデータのエクスポート
このダッシュボードレポートに表示されるデータは、ダッシュボードレポートメニューの [エクスポート]
ボタンをクリックしてエクスポートすることができます。詳細については、「レポートデータのエクスポート」を参照してください。
ダッシュボードレポートとフィルタについて
ダッシュボードレポートは、フルレポートに適用されたフィルタに一致したデータのみを表示します。フィルタが適用されていない場合は、選択された期間のすべてのデータが表示されます。フィルタに関する詳細については、「表示でのデータのフィルタリング」を参照してください。