上位送信者 ASN
上位送信者 ASN レポートは、境界ゲートウェイプロトコル (BGP) を使用しているデバイスについて、選択されたインターフェイスで選択された方向 (受信、送信、受信と送信、またはバウンス) のトラフィックを最も多く生成している組織を表示します。
[レポート設定] ダイアログの オプションを使用して、送信者トラフィックをバイト、パケット、またはフローによって表示または並べ替えることができます。代替の並べ替え方法を指定することにより、帯域幅を除き、インターフェイスリソースの最大の消費者であるホストを監視し、特定することができます。
- 。境界ゲートウェイプロトコル (BGP) を使用しているシステムによって指定された自律システム番号を表示します。
- レポート設定ダイアログの オプションを使用して、次のいずれかの表示単位を選択し、レポート内の特定の項目を並べ替えて表示できます。選択したオプションがレポートの最初の列のヘッダーとして表示され、上位 "n" 個の項目の並べ替えに使用されます。
- 。選択した日付範囲でレポートカテゴリの特定の項目について、送信された合計バイト数が表示されます。
- 。選択した日付範囲について、レポート カテゴリの特定の項目の合計パケット数が表示されます。
- 。選択した日付範囲について、レポートカテゴリの特定の項目の合計フロー数が表示されます。
- 。レポートカテゴリの特定の項目に対して選択された日付範囲の平均のビットレート、パケットレート、またはフローレートが選択された単位 (Kbps、Mbps、Gbps など) で表示されます。
- 。選択した日付範囲で、使用可能な総帯域幅のうちレポートカテゴリの特定の項目が使用する割合が表示されます。
インターフェイスの速度が指定されていない場合、またはレポートにパケットまたはフローを表示するように選択した場合は、使用率は N/A として表示されます。バイトを表示する場合は、[フローインターフェイス] ダイアログでインターフェイス速度を設定できます。[フローインターフェイス] ダイアログに移動するには、ダッシュボードレポートの上に表示されたメッセージ内の リンクをクリックします。
- 。選択した日付範囲について、レポートカテゴリの特定の項目の総トラフィックの割合が表示されます。
- 。指定されているか未指定 () かにかかわらず、レポートカテゴリ内のすべての項目の合計が表示されます。この行には、レポート内の列ごとにインターフェイスの合計が表示されます。
ホスト名の上にマウスを置くと、ホスト名の IP アドレスに関するポップアップ情報が表示されます。ホスト名をクリックすると、ホストをフィルタ条件として使用するフィルタが作成され、インターフェイス詳細ダッシュボードが再読み込みされ、このフィルタが適用されます。
送信者のホスト名の前にあるアイコンにカーソルを置くと、そのホストに関する WHOIS 情報を表示できます。この情報は、ARIN (American Registry for Internet Numbers) の WHOIS クエリを使用して収集されます。
詳細情報の参照先
インターフェイストラフィックの方向について
例示のために、次の表の説明と図では、トラフィックは内部インターフェイスと外部インターフェイスの間で送信されていると仮定します。実際には、トラフィックは内部インターフェイスから別の内部インターフェイスに送信されたり、外部インターフェイスから別の外部インターフェイスに送信されることもあり、また入力と出力のインターフェイスが同じになることもあります。
インターフェイス
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トラフィックの方向
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レポート表示
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内部インターフェイス
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受信

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外部のデバイスとの通信に選択されている内部インターフェイスに接続されている LAN セグメントのデバイスが交わす上位の会話。
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送信

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選択されている内部インターフェイスに接続されている LAN セグメントのデバイスと外部デバイスが交わす上位の会話。
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受信/ 送信

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選択された内部インターフェイス内にトラフィックを送信するすべてのデバイスが交わす上位の会話。
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外部インターフェイス
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受信

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内部 LAN セグメントのデバイスとの通信用に選択されている外部インターフェイスに接続されているデバイスが交わす上位の会話。
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送信

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内部 LAN セグメントのデバイスが、選択されている外部インターフェイスに接続されているデバイスと交わす上位の会話。
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受信/ 送信

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選択された外部インターフェイス内にトラフィックを送信するすべてのデバイスが交わす上位の会話。
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このダッシュボードレポートを Flow Monitor で設定するには
このダッシュボードレポートを Flow Monitor で設定するには:
- ダッシュボードレポートタイトルバー画面で、設定アイコン
をクリックします。[フローレポートの設定] ダイアログが表示されます。 - 適切な情報を入力するか、選択します。
- 。ダッシュボードレポートのタイトルを入力します。この名前はダッシュボードレポート画面のタイトルバーに表示されます。
- 。ダッシュボードレポートに表示する、カテゴリ内の個々の項目数を入力します。レポートには、 で選択した並べ替えオプション ([バイト数]、[パケット数]、または [フロー数]) に基づいて最上位の値が表示されます。他のすべての項目は、「その他」カテゴリに含められ、 を選択すると表示されます。
- 。データの並べ替えと表示に使用するデータ単位を選択します。[バイト]、[パケット]、[フロー] を選択します。
- 。個別に表示されている項目には含まれていないカテゴリ内のすべての項目を含めるには、このオプションを選択します。レポートがフィルタ処理されている場合は、このオプションを選択すると「その他」カテゴリによって、チャート内に個別に表示している項目がマスクされることがあります。
- 。ダッシュボードレポートで使用する表示の種類を選択します。[チャートとデータ]、[データのみ]、[チャートのみ] から選択します。
- 。レポートに表示するチャートの種類を選択します。円グラフ、円グラフ (3D)、円グラフ (透過 3D)、棒グラフ、棒グラフ (水平)、棒グラフ (透過 3D)、積み重ね時系列グラフから選択します。
- 。グラフやチャートの幅をピクセル単位で指定します。
- 。グラフやチャートの高さをピクセル単位で指定します。
- 。データを表示する転送速度形式を選択します。[自動スケール]、[bps]、[Kbps]、[Mbps]、または [Gbps] から選択します。
- 。グラフの最小値を入力します。
- 。グラフの最大値を入力します。
- をクリックして、変更を保存します。
ダッシュボードレポートからのデータのエクスポート
このダッシュボードレポートに表示されるデータは、ダッシュボードレポートメニューの [エクスポート]
ボタンをクリックしてエクスポートすることができます。詳細については、「レポートデータのエクスポート」を参照してください。
ダッシュボードレポートとフィルタについて
ダッシュボードレポートは、フルレポートに適用されたフィルタに一致したデータのみを表示します。フィルタが適用されていない場合は、選択された期間のすべてのデータが表示されます。フィルタに関する詳細については、「表示でのデータのフィルタリング」を参照してください。