ステップ 1:SQL Server が要件を満たすかどうかの確認
WhatsUp Gold が収集したデータの保管には、既存の Microsoft SQL Server を使用できます。それには、以下の要件が満たされている必要があります。
- Microsoft SQL Server が WhatsUp Gold ホストコンピュータまたは別のコンピュータにインストールされている必要があります。
WhatsUp Gold は、英語版以外の Microsoft SQL Server をサポートしていません。
- ターゲット SQL Server のサーバーレベル照合順序がソース SQL Server Express の現在の照合順序と一致していることを確認してください。その方法については下の手順の説明を参照してください。
- WhatsUp Gold と SQL Server が同じ物理マシン (サーバー) 上に存在しない場合、システムクロックが同じタイムゾーンに同期されていることを確認してください。システムクロックが同期されていない場合、不正確なデータがレポートに表示されることがあります。
WhatsUp Gold データベース (WhatsUp、NetFlow、NFArchive、および iDroneService
) をホストするために使用される Microsoft SQL Server の照合順序は、SQL_Latin1_General_CP1_CI_AS
に設定する必要があります。
Latin1_General_CP1_CI_AS
照合順序を使用できますが、実行中にエラーが発生する可能性があるため、推奨されていません。
また、前述の各 WhatsUp Gold データベースの照合順序も SQL_Latin1_General_CP1_CI_AS
に設定する必要があります。
Latin1_General_CP1_CI_AS
照合順序を使用できますが、実行中にエラーが発生する可能性があるため、推奨されていません。
- Microsoft SQL Server が混合モード認証用に設定されている必要があります。移行には sa アカウントの使用が要求されます。
- Microsoft SQL Server がリモートコンピュータにインストールされている場合、リモート接続を許可しなければなりません。
- データベースに接続するには、Microsoft SQL Server ユーザーアカウントを使用します。
SQL Server の照合順序を確認するには:
- SQL Server Management Studio を開き、画面の指示に従ってターゲットサーバーに接続します。
- エクスプローラツリーの最上位の SQL Server フォルダを右クリックして をクリックします。
![サーバープロパティにアクセスするには、サーバーを右クリックして [プロパティ] をクリック](36314.png)
- をクリックします。サーバーの照合順序は フィールドに表示されます。
![[サーバー照合順序] フィールドは [サーバーのプロパティ] ダイアログの [一般] タブにあります。](36315.png)
ターゲット SQL サーバーのサーバーレベル照合順序がソース Microsoft SQL Server 2008 R2 Express Edition の現在の照合順序と一致していることを確認してください。