Release Notes for Ipswitch WhatsUp Gold 2016

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Ipswitch WhatsUp Gold 2016 リリースノート

リリース情報

製品名

WhatsUp Gold 2016

 

バージョン

v16.5

 

リリース日

2016 年 4 月 21 日

 

WhatsUp Gold 2016 の新機能

WhatsUp Gold 2016

WhatsUp Gold 2016 で解決された問題

問題 ID

カテゴリ

問題

WUG-7850

アラートセンター

アラートセンターでしきい値例外が正しく機能しないという問題が修正されました。

WUG-12616

ツール

データベースの容量制限がなくなったため WhatsUp Gold 診断ツールが削除されました。

WUG-12981

データベース

WhatsUp Gold がリモート SQL データベースインスタンスに接続されている場合に、[管理パネル] に SQL Express R2 インストールの最大サイズが正しく表示されないという問題が修正されました。

WUG-13088

データベース

SQL Server 2012 を使用してデータベースインスタンスに接続している場合に、[管理パネル] に最大サイズが正しく表示されないという問題が修正されました。

WUG-13326

仮想

WhatsVirtual プラグインを使用してデバイスを監視している場合に、レポートデータでディスクドライブが重複するという問題が修正されました。

WUG-14892

検出

検出コンソールと検出サービスの間でタイムアウトが発生するという問題が修正されました。

WUG-16285

UI

リモートデスクトップ接続と Internet Explorer を使用して WhatsUp Gold サーバーにアクセスした場合に、一部のダイアログボックスの表示が不完全になるという問題が修正されました。

WUG-17269

SNMP

バージョン 16.4 にアップグレードすると、パッシブモニタアラートが設定された SNMP トラップ定義が破損するという問題が修正されました。

システム要件

オペレーティングシステムの要件

推奨される OS 環境は次のとおりです。

WhatsUp Gold は次の Windows Server プラットフォームをサポートします。

データベースの要件

重要 WhatsUp Gold のデフォルトインストールで行われる Microsoft SQL Server 2005 Express Edition のデフォルトインストールではなく、リモート SQL データベースを使用する場合は、その他の WhatsUp Gold データベース設定について、『WhatsUp Gold データベース移行管理ガイド』を参照してください。

メモ WhatsUp Gold データベース (WhatsUp、NetFlow、NFArchive、および iDroneService) をホストするために使用される Microsoft SQL Server の照合順序は、SQL_Latin1_General_CP1_CI_AS に設定する必要があります。

Latin1_General_CP1_CI_AS 照合順序を使用できますが、実行中にエラーが発生する可能性があるため、推奨されていません。

また、前述の各 WhatsUp Gold データベースの照合順序も SQL_Latin1_General_CP1_CI_AS に設定する必要があります。

Latin1_General_CP1_CI_AS 照合順序を使用できますが、実行中にエラーが発生する可能性があるため、推奨されていません。

メモ WhatsUp Gold を計画する際は、今後リリースされる WhatsUp Gold のバージョンでは Microsoft SQL Server 2005 がサポートされないことを考慮してください。

WhatsUp Gold では、監視対象デバイスに関するデータの管理、システム設定の保存、およびユーザー設定のカスタマイズの保存をデータベースで行う必要があります。データベースは、WhatsUp Gold インストールと同じ場所に配置することも、リモートマシンでホストすることもできます。WhatsUp Gold のデータサービスは、次のデータベースサーバーで提供できます。

WhatsUp Gold のインストール環境

データベース:

 

 

 

Microsoft SQL Server 2005 Express Edition 32 ビットまたは 64 ビット、ローカル

Microsoft SQL Server 2005 Standard
または Enterprise
32 ビットまたは 64 ビット
ローカル/リモート

Microsoft SQL Server 2008 または 2008 R2 Standard または Enterprise
32 ビットまたは 64 ビット
ローカル/リモート

Microsoft SQL Server 2012 Standard または Enterprise
32 ビットまたは 64 ビット
ローカル/リモート

Microsoft SQL Server Cluster 2005、2008、2008 R2、または 2012
Enterprise または Datacenter
32 ビットまたは 64 ビット
リモートのみ

Microsoft SQL Server 2014
Standard または Express

Windows 7 Professional / Enterprise / Ultimate

丸いブレットのグラフィック 64 ビットローカル

丸いブレットのグラフィック

丸いブレットのグラフィック

丸いブレットのグラフィック

 

 

Windows Server 2008 SP2

丸いブレットのグラフィック

丸いブレットのグラフィック

丸いブレットのグラフィック

丸いブレットのグラフィック

丸いブレットのグラフィック

 

Windows Server 2008 R2

丸いブレットのグラフィック

丸いブレットのグラフィック

丸いブレットのグラフィック

丸いブレットのグラフィック

丸いブレットのグラフィック

丸いブレットのグラフィック Microsoft SQL Server 2014 Standard SP1

Windows Server 2012

丸いブレットのグラフィック

 

丸いブレットのグラフィック

丸いブレットのグラフィック

丸いブレットのグラフィック

丸いブレットのグラフィック

Windows Server 2012 R2

丸いブレットのグラフィック

 

丸いブレットのグラフィック

丸いブレットのグラフィック

丸いブレットのグラフィック

丸いブレットのグラフィック

Web サーバーの要件

Web サービスは、WhatsUp Gold の Web 対応機能およびレポート機能に必要です。

WhatsUp Gold のインストール環境

IIS バージョン 6

IIS バージョン 7.x

IIS バージョン 8.x

Windows 7 Professional / Enterprise / Ultimate

 

丸いブレットのグラフィック

 

Windows Server 2008 R2

 

丸いブレットのグラフィック

 

Windows Server 2012 R2

 

 

丸いブレットのグラフィック

重要: IIS 7.x または 8 の Web サーバー要件

IIS 7.x または 8 がサポートされているプラットフォームでは、WhatsUp Gold のインストーラによってこれらが自動的にインストールされ、有効になります。必要に応じて、[Windows の機能の有効化または無効化] ダイアログで、IIS 7.x または 8 のどの OS 機能がインストールされて有効になり、正しく設定されているかを確認できます。次に示す Web サーバー (IIS) 役割サービスがインストールされ、有効になっていることを確認してください。

WhatsUp Gold には、IIS 7.x または 8 の次の Web サーバー役割サービスが最低限必要です。

重要: IIS 6 の Web サーバー要件

WhatsUp Gold サーバーで IIS 6 を使用する予定だがインストールしていない場合は、WhatsUp Gold をインストールする前に IIS 6 をインストールしてください。これにより、WhatsUp Gold のインストーラによって IIS 6 の機能が自動的に有効になります。IIS 6 のセットアップの詳細については、Microsoft からの指示を参照するか、『WhatsUp Gold のインストールと設定』ガイドをご覧ください。

WhatsUp Gold には、IIS 6 の次の Web サーバー拡張機能が最低限必要です。

Web およびモバイルインターフェイスの要件

WhatsUp Gold では次の Web ブラウザおよびモバイルデバイスインターフェイスを使用できます。

重要 WhatsUp Gold は、いずれの Internet Explorer バージョンも互換性または Quirks モードでサポートしていません。

WhatsVirtual がサポートする仮想環境

WhatsVirtual プラグインは、次の仮想環境で実行される仮想ホストおよび仮想マシンをサポートします。

WhatsWireless 対応デバイス

重要 WhatsUp Gold Wireless のために大量のデータが収集され保管されるので、WhatsUp Gold によって収集されたデータは Microsoft SQL Server 2005、Microsoft SQL Server 2008 または 2008 R2、Microsoft SQL Server 2012、または Microsoft SQL Server Cluster 2005、2008、2008 R2、または 2012 を使用して保管するようお勧めします。詳細については、『WhatsUp Gold のインストールと設定』ガイドの詳細オプションのセクションを参照してください。

WhatsWireless は、次のデバイスをサポートしています。

重要 Cisco Aironet の自律型アクセスポイントを監視する場合は、IOS 12.3 以降を実行するようにお勧めします。古いバージョンの IOS では不正確なデータが報告される可能性があります。

Flow Monitor ソフトウェア要件

WhatsUp Gold Flow Monitor の基本システム要件は WhatsUp Gold と同じです。それに加えて、WhatsUp Gold Flow Monitor には次の要件があります。

メモ WhatsUp Gold Flow Monitor は、デフォルトの SQL Server 2008 Express Edition データベースを使用する大部分の WhatsUp Gold 構成で適切に機能します。ただし、10 GB を超える場合やデータを長期間にわたって収集してアーカイブする設定の場合など、一部のデータ収集ではその他の SQL Server Edition の別のパフォーマンス機能を利用する方が効果的です。WhatsUp Gold 対応の SQL データベースの詳細については、リリースノートの「データベースの要件」のセクションを参照してください。また、要件に最も適した SQL Server データベースエディションについては、Microsoft のガイドラインを参照してください。

ハードウェア要件のガイドライン

次のハードウェア要件は、WhatsUp Gold をインストールするための最小限の推奨ガイドラインです。

メモ WhatsUp Gold v16 以降ではさまざまな機能が強化されているため、WhatsUp Gold v15 以前と比較すると、CPU とメモリの使用率が上昇することがあります。

メモ ハードウェア要件は WhatsUp Gold の設定に応じて異なります。監視対象デバイス数、モニタ数、モニタのタイプ、ポーリング間隔やその他の構成オプションが増えると、サーバーとデータベースにかかる負荷がさらに増大する可能性があります。ネットワークパフォーマンスを最適化するには、ハードウェア構成を調整する必要がある場合があります。

 

100 台のデバイス /
500 台のモニタ*
最小要件

2,500 台のデバイス /
12,500 台のモニタ*
最小要件

20,000 台のデバイス /
100,000 台のモニタ*
最小要件

プロセッサ

WhatsUp Gold: デュアルコア
(物理コンピュータ推奨)

WhatsUp Gold: クアッドコア
(物理コンピュータ推奨)

WhatsUp Gold サーバー: 8 コア
リモート SQL Server: 8 コア
(物理コンピュータ推奨)

プロセッサ速度

2.4 GHz 以上

2.4 GHz 以上

2.4 GHz 以上

RAM

4 GB

8 GB

WhatsUp Gold サーバー: 8 GB
専用 SQL Server:
32 GB (64 GB 推奨)

データベースの種類

SQL Server 2008 R2 Express Edition

専用 Microsoft SQL Server 2005 / Microsoft SQL Server 2008 または 2008 R2 / Microsoft SQL Server 2012

専用 Microsoft SQL Server 2005 /
Microsoft SQL Server 2008 または 2008 R2 / Microsoft SQL Server 2012

ハードドライブ

15 GB 以上の空き領域

OS/アプリケーション - 15 GB 以上の空き領域がある RAID 1

データベースファイル - 4 x 100 GB の RAID 10

OS/アプリケーション - 15 GB 以上の空き領域がある RAID 1

データベースファイル - 8 x 250 GB の RAID 10

ログファイル - 2 x 100 GB の RAID 0

一時データベースファイル - 2 x 250 GB の RAID 0

SQL Server のデータベースファイルとログファイルの移動の詳細については、『WhatsUp Gold データベース移行管理ガイド』を参照してください。

ネットワークインターフェイスカード

100 Mbps (1 Gbps 推奨)

100 Mbps (1 Gbps 推奨)

1 Gbps

CD-ROM または DVD-ROM

CD-ROM からインストールする場合は必須。ダウンロードでのインストールには不要。

CD-ROM からインストールする場合は必須。ダウンロードでのインストールには不要。

CD-ROM からインストールする場合は必須。ダウンロードでのインストールには不要。

ビデオ表示解像度

1280 x 1024 以上

1280 x 1024 以上

1280 x 1024 以上

サウンドカード

テキスト音声変換アクションには SAPI 対応サウンドカードが必要

テキスト音声変換アクションには SAPI 対応サウンドカードが必要

テキスト音声変換アクションには SAPI 対応サウンドカードが必要

モデムおよび電話回線

ポケットベルおよび SMS アクションには必須、モデムプールは非サポート

ポケットベルおよび SMS アクションには必須、モデムプールは非サポート

ポケットベルおよび SMS アクションには必須、モデムプールは非サポート

GSM モデム

SMS ダイレクトアクションには必須

SMS ダイレクトアクションには必須

SMS ダイレクトアクションには必須

*デバイスとモニタのサポート対象台数分のパフォーマンスは、いくつかのシステム変数で決まります。たとえば、サーバーのプロセッサとメモリサイズ、ポーリング頻度、ポーリング距離の往復時間(RTT)、データがデータベースにアーカイブされるときの所要時間、ポーリング対象モニタの種類 (SNMP タイプのモニタは、WMI モニタよりはるかに効率的です) などの因子です。

ポーラー要件

ネットワーク環境と製品展開に応じて、WhatsUp Gold は 1 台の WhatsUp Gold サーバーと追加のポーラー (SNMP および WMI モニタの数に応じて追加のポーラーが必要) によって、デバイスを最大で 20,000 台まで、モニタを最大で 100,000 台までポーリングできます。WhatsUp Gold システムにポーラーを追加でインストールすると、アクティブモニタデータとパフォーマンスモニタデータを WhatsUp Gold サーバーに転送できます。ポーリングアクティビティを複数のポーラー間に拡張すると、WhatsUp Gold がポーリングし、データを収集して WhatsUp Gold システムに送り返すことのできるデバイスの数が増加します。ポーラーを追加すると、WhatsUp Gold はポーリングをより多くのネットワークデバイスに効率的に拡大し、結果としてより大きなネットワークを監視および管理する能力を提供できるようになります。追加のポーラーは、WhatsUp Gold サーバー以外のネットワーク上のどの Windows システムにもインストールできます。詳細については、『Using additional Pollers with WhatsUp Gold』を参照してください。

 

追加した各クラスタ化
ポーラーの最小要件

 

プロセッサ

デュアルコア

 

プロセッサ速度

2 GHz

 

RAM

4 GB

 

ハードドライブのアプリケーション用空き領域

2 GB

 

ネットワークインターフェイスカード

100 Mbps

 

OS サポート

上記の「オペレーティングシステムおよび仮想環境の要件」のセクションを参照してください。

 

WhatsUp Gold のインストール

WhatsUp Gold 2016 は WhatsUp Gold v15.x または v16.x からの直接アップグレードインストールをサポートしています。以前のバージョンの WhatsUp Gold からアップグレードする場合は、アップグレード後にユーザーインターフェイスに新しい Web アプリケーションのページが表示されるように、ブラウザのキャッシュを消去してください。インストール、アップグレード、修復、およびアンインストールの詳細については、『WhatsUp Gold のインストールと設定』ガイドをご覧ください。

重要 Ipswitch は、WhatsUp Gold カスタムデータベース変更のアップグレードをサポートしていません。

WhatsUp Gold 2016 インストーラは、WhatsUp Gold データベーススキーマに対するデータベースの変更を検出した場合、警告を表示してインストールを継続します。将来の WhatsUp Gold リリースでは、インストーラの警告に対処するまでインストーラが先に進まないようになります。

オフラインでのインストールとアクティベーション

重要 インターネットに接続できない場合は、オフラインインストーラパッケージで WhatsUp Gold をインストールする必要があります。インターネットに接続しているマシンで WhatsUp Gold カスタマーポータルからパッケージをダウンロードし、目的のサーバーでインストーラを実行します。アクティベーション番号の入力を求められたら、[オフラインアクティベーションモードを使用] を選択してアクティベーションプロセスを続行します。評価者ライセンスをお使いでカスタマーポータルへのアクセス権がない場合は、Ipswitch 顧客サービスまでお問い合わせください。

メモ IPv6 のみの環境では、オフラインでのアクティブ化を使用する必要があります。

WhatsUp Gold の WhatsUp Event Log Management レポートの設定

WhatsUp Gold バージョン 15.0 以降では、WhatsUp Event Log Management 中央データベースとの統合が可能です。レポートやデータにアクセスするには、WhatsUp Event Log Management 製品、特に WhatsUp Event Archiver や WhatsUp Event Alarm が必要であり、収集されたログデータを MS SQL Server に送信するようにこれらを設定する必要があります。WhatsUp Gold は ELM データベースのストアドプロシージャからレポートデータにアクセスします。詳細については、『Using Event Log Management Reports in WhatsUp Gold』を参照してください。

トラブルシューティング

SQL Server Express インストールエラーの可能性

WMI トラフィックを許可するファイアウォールの設定

WhatsUp Gold では、Windows Management Instrumentation (WMI) を使用して Windows サービスの監視と再起動を行います。NT サービスアクティブモニタを割り当てられた各デバイスについて、Windows 認証情報を入力する必要があります。さらに、サービス再起動アクションを作成する際もアクションごとに Windows 認証情報を入力する必要があります。認証情報には、リモートサーバーに対する管理アクセス許可が含まれている必要があります。リモートアカウントと一致する認証情報を持つローカルアカウントでは、リモートサーバーの監視の必要はなくなります。

認証情報は、WhatsUp Gold の認証情報ライブラリで設定され WhatsUp Gold のさまざまな場所で使用されます。認証情報は、[デバイスのプロパティ] > [認証情報] または [認証情報のフィールドの一括変更] によってデバイスに関連付けることができます。

ターゲットデバイスがファイアウォールの背後にある場合、WMI の使用により何らかの影響が出る場合があります。NT サービスを正常に監視または再起動するには、ファイアウォールの設定に次のような変更を加える必要があります。

  1. RPC ポート (135) を接続用に開く。
  2. DCOM ポートの範囲を定義し、接続用に開く。

トラブルシューティングの詳細については、アプリケーションヘルプのトラブルシューティングのセクションまたは WhatsUp Gold サポートサイトを参照してください。

詳細情報の参照先

WUGspace は、ネットワークエンジニア、IT 管理者、設計者、およびシステム管理者に役立つ技術的内容を扱う WhatsUp Gold IT コミュニティです。このコミュニティでは、製品の追加情報やサポート情報を得たり、他のユーザーに相談したり、製品のアイデアなどを提案することもできます。WUGspace コミュニティサイトの WhatsUp Gold フォーラムにアクセスしてください。


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