Syslog リスナーの設定

WhatsUp Gold には、有効時に SNMP トラップをリスニングして受信する内部 SNMP トラップハンドラーが含まれています。WhatsUp Gold は、デバイスの SNMP トラップログにトラップを記録します。

トラップを受信するように WhatsUp Gold を設定するには:

  1. 監視対象のデバイスで、WhatsUp Gold にトラップを送信する SNMP エージェントを設定します。物理的な各デバイスでトラップマネージャアドレスを設定する必要があります。この設定を WhatsUp Gold から行うことはできません。
  2. C:\Program Files\Ipswitch\WhatsUp\Data\Mibs ディレクトリに MIB テキストファイルを入れて、トラップの MIB エントリを設定します。
  3. SNMP トランプハンドラーを有効にします。

Syslog パッシブモニタリスナーを設定するには:

  1. WhatsUp Gold コンソールのメインメニューから、[設定] > [プログラムオプション] をクリックします。[プログラムオプション] ダイアログが表示されます。

    メモ WhatsUp Gold コンソールシステムで Windows SNMP トラップサービス ([コントロールパネル] > [サービス]) が実行されている場合は、サービスを停止する必要があります。これは、WhatsUp Passive Monitor Listener との競合を防ぐための予防措置です。

  2. [パッシブモニタリスナー] をクリックします。WhatsUp Gold パッシブモニタリスナー設定が一覧表示されます。
  3. [Syslog] を選択し、[設定] をクリックします。[Syslog リスナーの設定] ダイアログが表示されます。
  4. 次のボックスに適切な情報を入力するか、選択します。
    • [ポートでメッセージをリスニングする]。WhatsUp Gold で Syslog メッセージをリスニングする場合は、このオプションを選択します。Syslog リスナーは、デフォルトではポート 514 で実行されますが、必要に応じて変更できます。
    • [不要なパッシブモニタを受け入れる]。このオプションがオフになっていると、パッシブモニタとしてデバイスに特に追加された Syslog エントリだけがシステム Syslog レポートに記録されます。このオプションを選択すると、受信されるすべての Syslog メッセージが検出され、システム Syslog レポートに記録されます。

    メモ このフィルタ設定にかかわらず、要求された Syslog メッセージだけがデバイスの Syslog レポートに記録され、アクションをトリガすることはできません。

  5. [OK] をクリックして、変更を保存します。

参照

パッシブモニタリスナーの概要

SNMP トラップリスナーの設定

Windows イベントログリスナーの設定