VoIP の設定

VoIP パフォーマンスを監視するために IP SLA が有効になった新しいデバイスを設定する必要がある場合は、設定ユーティリティを実行します。

VoIP 設定ユーティリティを使用してレポートを追加するには、最初にすべての VoIP パフォーマンスモニタを削除する必要があります。

VoIP Monitor 設定ユーティリティを実行するには:

  1. WhatsUp Gold コンソールのメインメニューから、[ツール] > [VoIP 設定ユーティリティ] を選択します。WhatsUp Gold VoIP Monitor 設定ユーティリティが表示されます。
  2. [次へ] をクリックします。[デバイスのスキャン] ダイアログが開き、WhatsUp Gold で SNMP 認証情報を使用して設定されたデバイスのリストが表示されます。

    重要 VoIP Monitor ライセンスは、VoIP モニタのライセンスを有効にするために自動更新されます。ライセンスのエラーメッセージが表示された場合は、「VoIP モニタの WhatsUp Gold ライセンスの更新」を参照してください。

    メモ VoIP モニタは、SNMP を使用して VoIP パフォーマンスデータを取得します。デバイスがデバイスリストに表示されていない場合は、SNMP 認証情報が WhatsUp Gold アプリケーションで必要なデバイスに対して設定されていることを確認し、[再読み込み] をクリックします。

  3. VoIP RTT (往復時間) データ用にスキャンするデバイスを選択し、[次へ] をクリックします。[パフォーマンスモニタの設定] ダイアログが開き、選択したデバイスで見つかった使用可能な VoIP RTT エントリのリストが表示されます。
  4. 8 台の VoIP カスタムパフォーマンスモニタを表示するデバイスのエントリを選択し、[次へ] をクリックします。[Web レポート設定] ダイアログが開き、WhatsUp Gold パフォーマンスモニタを使用して監視できる VoIP デバイスのリストが表示されます。

    メモ SNMP デバイスが IP SLA に対して設定されていない場合は、設定ユーティリティで選択したデバイスの RTT エントリを見つけることができなかったことを通知するメッセージが表示されます。この問題を解決するには、ソースデバイスとターゲットデバイスが IP SLA に対して設定されていることを確認します。詳細については、「ターゲットデバイスでの IP SLA レスポンダの有効化」を参照してください。

  5. VoIP ダッシュボードレポートメトリックを使用して VoIP ダッシュボード表示を作成するデバイスと Web ユーザーを選択し、[次へ] をクリックします。[アクティブモニタの設定] ダイアログが開き、WhatsUp Gold アクティブモニタを使用して監視できる VoIP デバイスのリストが表示されます。

    ヒント 複数のユーザーを追加する場合は、管理者ユーザーを選択します。次に、WhatsUp Gold Web インターフェイスから、管理者はダッシュボード表示を別の WhatsUp Gold ユーザーにコピーできます。詳細は、「VoIP ダッシュボードレポートへのユーザーの追加」を参照してください。

  6. WhatsUp Gold アクティブモニタで平均オピニオン評点 (MOS) しきい値を監視するデバイスを選択し、[次へ] をクリックします。[設定の概要] ダイアログが表示されます。
  7. 選択した設定オプションを確認し、VoIP 設定を完了する前に、WhatsUp Gold データベースをバックアップします。[次へ] をクリックすると、設定ダイアログが開き、VoIP モニタに対して行われた変更がリストされます。

    ヒント WhatsUp Gold コンソールで、[ツール] > [データベースユーティリティ] > [SQL データベースのバックアップ] をクリックし、データベースをバックアップします。

  8. [次へ] をクリックし、セットアップユーティリティの処理を完了したら、[終了] をクリックします。

次に、「VoIP モニタの機能とレポートの使用」の詳細について説明します。

参照

WhatsUp Gold VoIP Monitor のインストールと設定

VoIP モニタの WhatsUp Gold License の更新