ステップ 3: 重要なデバイスのアラートを設定する

アラートは、デバイス、パフォーマンスモニタ、パッシブモニタ、アクティブモニタに設定し、割り当てることができます。パフォーマンスモニタのアラートは、アラートセンターで設定と割り当てを行います。デバイス、アクティブモニタ、パッシブモニタのアラートは、アクションライブラリで設定し、設定プロセスまたは [デバイスのプロパティ] ダイアログで割り当てます。

デバイスやモニタのアラートの他に、WhatsUp Gold システムの機能的側面、Flow Monitor 、ワイヤレスプラグインのアラートも設定することができます。これらのアラートは、アラートセンターで設定し、有効にします。

たとえば、ステップ 1 のネットワーク管理者の Nick は、Web サーバー用にドメインサービス (DNS) アクティブモニタを作成し、メールサーバー用に SNMP トラップパッシブモニタを作成しました。また、4 台のストレージサーバー用にはディスク使用率パフォーマンスモニタを有効にしました。

Web サーバーに割り当てた DNS アクティブモニタについては、Nick は DNS ポートが使用できない状態になったら直ちに通知を受信したいと思っています。SMS ダイレクトメッセージが彼の携帯電話に送信され、モニタが停止状態になると直ちにアラートを受け取ることができます。

メールサーバーに割り当てた SNMP トラップパッシブモニタについては、SNMP リスナーにより認証失敗トラップが観察されたらアラートを受信したいと思っています。

4 台のストレージサーバーに対して有効になっているディスク使用率パフォーマンスモニタについては、サーバーが特定の満杯レベルに達したらアラートを受信するようにアラートセンターでしきい値を作成し、通知ポリシーを設定しています。

また、Nick は、デバイスが停止し、サーバーに保存されている情報を同僚やソフトウェア顧客が使用できない状態になったら直ちに通知を受け取るように、SMS ダイレクトアクションを各ストレージサーバーに割り当てました。

例に挙げた各手順については、次のセクションで説明します。

参照

WhatsUp Gold アラートの概要

ステップ 1: 重要なデバイスを特定する

ステップ 2: 重要なデバイスにモニタを設定する

ステップ 4:アクションポリシーの設定