Flow Monitor: [上位サービスタイプ] レポートについて
このダッシュボードレポートには、選択したインターフェイスで選択した方向 (受信、送信、送受信、またはバウンス) に移動するトラフィックに基づいて、上位サービスタイプ (ToS) が表示されます。ToS は、ルーターを介して送信されるトラフィックに優先順位を付けるためにルーターによって使用されます。たとえば、VoIP データは、高いネットワーク使用率によって VoIP 音声の品質が低下しないように、一般的なネットワーク利用よりも高い ToS が与えられる場合があります。
レポート設定ダイアログの オプションを使用することで、送信者トラフィックをバイト、パケット、またはフローの順に並べ替えて表示するように選択できます。別の並べ替え方法を使用すると、帯域幅以外のインターフェイスリソースを最も消費するホストを監視して特定できます。
このレポートの目的として、Flow Monitor では、ToS をサービスの種類 (ToS) の最初の 6 ビットまたは DSCP (DiffServ Code Point) として定義します。
列の情報の上にマウスポインタを重ねると、総インターフェイス容量のパーセンテージとして平均データ速度のポップアップ情報が表示されます。
詳細情報の参照先
インターフェイストラフィックの方向について
例示のために、次の表の説明と図では、トラフィックは内部インターフェイスと外部インターフェイスの間で送信されていると仮定します。実際には、トラフィックは内部インターフェイスから別の内部インターフェイスに送信されたり、外部インターフェイスから別の外部インターフェイスに送信されることもあり、また入力と出力のインターフェイスが同じになることもあります。
インターフェイス
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トラフィックの方向
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レポート表示
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内部インターフェイス
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受信
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外部デバイスと通信するために選択した内部インターフェイスに接続されている LAN セグメント上のデバイスで使用される上位サービスの種類。
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送信
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選択した内部インターフェイスに接続されている LAN セグメント上のデバイスと通信するために外部デバイスで使用される上位サービスの種類。
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受信/ 送信
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選択した内部インターフェイス経由でトラフィックを送信するすべてのデバイスで使用される上位サービスの種類。
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外部インターフェイス
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受信
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内部 LAN セグメント上のデバイスと通信するために選択した外部インターフェイスに接続されているデバイスで使用される上位サービスの種類。
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送信
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選択した外部インターフェイスに接続されているデバイスと通信するために内部 LAN セグメント上のデバイスで使用される上位サービスの種類。
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受信/ 送信
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選択した外部インターフェイス経由でトラフィックを送信するすべてのデバイスで使用される上位サービスの種類。
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WhatsUp Gold から Flow Monitor レポートへのリンク
この WhatsUp Gold ダッシュボードレポートから Flow Monitor インターフェイス詳細レポートに接続するには、いくつかの方法があります。
- ダッシュボードレポートの一番上にあるインターフェイス名をクリックすると、選択したインターフェイスの Flow Monitor インターフェイス詳細レポートが表示されます。
- ダッシュボードレポートの左端列にあるエントリをクリックすると、選択したインターフェイスのインターフェイス詳細レポートが表示されます。クリックしたエントリが、キーワードフィルタとしてレポートに適用されます。
ダッシュボードレポートの設定
- ダッシュボードレポート画面のタイトルバーで、 を選択します。[レポートの設定] ダイアログが表示されます。
- 適切な情報を入力するか、選択します。
ここで適用されるフィルタは、ダッシュボードレポートの一番上にある にリストされます。
- をクリックして、変更を保存します。