パーセント変数

次の表のパーセント変数を追加して、アクションのメッセージをカスタマイズできます。

メモ スクリプトテキスト (アクティブスクリプトアクション) には、パーセント変数を使用しないことをお勧めします。これは、パーセント変数が、スクリプトを中断する可能性のある特殊文字 (' ' (単一引用符)、" " (二重引用符)、% (パーセント)、改行文字など) を含むテキストに解決される場合があるためです。

重要 アクティブモニタ変数は、アクションがデバイス全体ではなくアクティブモニタに直接関連付けられている場合にのみ使用されます。

重要 PowerShell スクリプトの文字列リテラルの一部にパーセント変数を使用する場合は、単一引用符 (' ') ではなく二重引用符 (" ") を使用して文字列リテラルを囲んでください。たとえば、$Message = "%Device.DisplayName changed state" のようになります。

アクティブモニタ変数

説明

%ActiveMonitor.Argument

SNMP インスタンス番号。アクションがアクティブモニタに直接関連付けられていて、デバイス全体に関連付けられていない場合のみに使用します。

%ActiveMonitor.Comment

ネットワークスイッチと一致する、人間が読み取れる名前。アクションがアクティブモニタに直接関連付けられていて、デバイス全体に関連付けられていない場合のみに使用します。

%ActiveMonitor.Name

 

アクションを発行するアクティブモニタの名前。アクションがアクティブモニタに直接関連付けられていて、デバイス全体に関連付けられていない場合のみに使用します。

%ActiveMonitor.NetworkInterfaceAddress

ネットワークインターフェイスの IP アドレス。アクションがアクティブモニタに直接関連付けられていて、デバイス全体に関連付けられていない場合のみに使用します。

%ActiveMonitor.Payload

WMI、Exchange、SQL、SNMP、または アクティブスクリプトのアクティブモニタによって返されるペイロード。アクションがアクティブモニタに直接関連付けられていて、デバイス全体に関連付けられていない場合のみに使用します。

アクティブスクリプトのアクティブモニタの場合、ペイロードはスクリプト内の SetResult() メソッドに渡されるテキストです。

%ActiveMonitor.State

 

"Down at least 5 min (少なくとも 5 分間停止)" など、モニタの現在のステータスです。アクションがアクティブモニタに直接関連付けられていて、デバイス全体に関連付けられていない場合のみに使用します。

デバイス変数

説明

%Device.ActiveMonitorDownNames

停止中のサービスのリスト。略名がある場合はそれを使用します。

%Device.ActiveMonitorUpNames

デバイス上の稼働中で監視対象のすべてのサービスの完全サービス名。

%Device.Address

IP アドレス ([デバイスのプロパティ] から)。

%Device.Attribute.[属性名]

連絡先名など、デバイスで使用できる SNMP 情報から属性を返します。属性を指定するには、変数の末尾にカテゴリ名 (以下にリストするもの) を追加します。たとえば、%Device.Attribute.Contact は連絡先名を返します。

デフォルトのカテゴリは次のとおりです。

· *。すべての属性を返します。

· Info1。v8 からのアップグレードパス

· Info2。v8 からのアップグレードパス

· Contact。SNMP からの連絡先情報

· Location。SNMP からの場所の情報

· Description。SNMP からの説明の情報

· Custom。カスタムの属性を作成した場合、パーセント変数でそのカスタムの属性の名前を使用できます。

例:

%Device.Attribute.Phone
%Device.Attribute.RackPosition

エラーを回避するために、属性名の後に必ずスペースまたは改行を配置します。 

%Device.DatabaseID

デバイスのデータベース ID を返します。

%Device.DisplayName

表示名 ([デバイスのプロパティ] の [一般] から)

%Device.HostName

ホスト名 ([デバイスのプロパティ] の [一般] から)

%Device.Notes

メモ。([デバイスのプロパティ] の [メモ] から)

%Device.SNMPOid

SNMP オブジェクト識別子。

%Device.State

状態の説明 ("Down at least 2 min (少なくとも 2 分間停止)" や "Up at least 5 min (少なくとも 5 分間稼動)" など)

%Device.Status

デバイスの状態 ID の後にアクティブモニタの名前を示します。たとえば、「10|DNS」のようになります。

デバイスの状態 ID の値:

0 = Not Started, 1 = Paused, 2 = Canceled, 3 = Running, 4 = Complete, 5 = Resolving Hostname, 6 = Looking for Type,
7 = Scanning for SNMP Credentials, 8 = Scanning for Windows Credentials, 9 = Device Detail Scan, 10 = Scanning Custom Monitors, 12 = Scanning Custom Monitors, 13 = Device VMWare Host Scan, 14 = Scanning SSH Credentials,
15 = Layer 2 Scan, 16 = Computing Layer 2 Topology, 17 = Wireless Scan, 18 = Scanning Network Interfaces,
19 = Checking for Duplicate Devices, 21 = Scanning for Known Addresses

%Device.Type

デバイスの種類 ([デバイスのプロパティ] の [一般] から)

パッシブモニタ変数

説明

%PassiveMonitor.DisplayName

[パッシブモニタライブラリ] に表示されるモニタ名。

%PassiveMonitor.LoggedText

詳細なイベント説明(SNMP トラップ - SNMP トラップテキスト全体を返します。)(Windows ログエントリ - Windows イベントログエントリに含まれる情報を返します。)(Syslog エントリ - Syslog メッセージに含まれるテキストを返します。)

%PassiveMonitor.Payload.*

パッシブモニタによって生成されるペイロード

%PassiveMonitor.Payload.EventType

パッシブモニタの種類 (Syslog、Windows イベント、または SNMP トラップ)

%PassiveMonitor.Payload.LogicalSource

デバイスの論理 IP アドレスを示します。

%PassiveMonitor.Payload.PhysicalSource

デバイスの物理 IP アドレスを示します。

システム変数

説明

%System.Date

現在のシステムの日付。([プログラムオプション] の) [地域オプション] で日付形式を設定します。

%System.DisplayNamesDownDevices

停止中のモニタを持つデバイスの表示名。

%System.DisplayNamesDownMonitors

 

デバイスおよびそのデバイスで停止している各モニタの名前を示します。応答の形式は、'デバイス名':'モニタ 1','モニタ 2','...' です。

例:ARNOR:FTP, HTTPS, Ping

%System.DisplayNamesUpDevices

稼働中のデバイスの表示名

%System.DisplayNamesUpMonitors

デバイスおよびそのデバイスで稼動している各モニタの名前を示します。応答の形式は、'デバイス名':'モニタ 1','モニタ 2','...' です。

例:ARNOR:FTP, HTTPS, Ping

%System.InstallDir

WhatsUp Gold がインストールされているディレクトリを表示します。

%System.NumberofDownDevices

ネットワーク上の停止中のデバイスの数

%System.NumberOfDownMonitors

ネットワーク上の停止中のモニタの数を示します。

%System.NumberofUpDevices

ネットワーク上の稼動中のデバイスの数

%System.NumberOfUpMonitors

ネットワーク上の稼動中のモニタの数を示します。

%System.Time

現在のシステムの時刻。 形式は hh:mm:ss です。

参照

パーセント変数について