このしきい値は、Flow Monitor の潜在的なパフォーマンス上の問題を警告することを目的としています。Flow Monitor がネットワークサービスからフロー情報を受信すると、トラフィックの送信側と受信側が WhatsUp に記録されます。システムがさまざまなホストと通信している場合、これらの IP アドレスを記録したテーブルが非常に大きくなる可能性があります。たとえば、境界ファイアウォールのパブリックインターフェイス上で NetFlow を有効にした場合、数多くのインターネットホストからトラフィックを受信します。これにより、Flow Monitor に表示される記録済みホストの数が非常に大きくなることがあります。
場合によっては、別の送信元インターフェイスからフロー情報を受信するように変更することで問題を緩和できますが (たとえば、ファイアウォールのパブリック側ではなく、プライベート側からのフロー情報のみを送信するなど)、リソース容量の大きい SQL インスタンスへの移動によってもパフォーマンスの向上が期待できます。詳細については、WhatsUp Gold Web サイトの『WhatsUp Gold Database Migration and Management Guide』を参照してください。