Netflow データベース使用率は、主にフロー対応デバイスから受信したフロー数と、WhatsUp Gold Flow Monitor プラグインのデータ保管設定で決まります。Flow Monitor が必要とする領域を縮小するには、次の変更を検討してください。
デフォルトでは、Flow Monitor はデータを 4 日と少しの間保持してから、NfArchive データベースにアーカイブします。このデフォルト設定はほとんどのユーザーに適していますが、保管設定を大きい値に変更している場合や、ソースから大量のフローを受信する場合は、データベースのサイズが大きくなります。
デフォルトの [レポートデータ] 設定は、次のとおりです。
未分類トラフィックに関する情報を保管している場合、データの保管期間を短縮できないか検討してください。デフォルトでは、Flow Monitor は WhatsUp で設定されていないアプリケーションとプロトコルに関するフロー情報は無視します。Flow Monitor でこのトラフィックの監視を開始できますが、未分類トラフィックを大量に受信するか、このトラフィックを長期間保管すると、データベースのサイズが大きくなります。
情報を分類するため、ネットワーク上の特定のトラフィック用に新しくアプリケーションを作成することも検討してください。
詳細については、「標準外ポートでのトラフィックの監視」と「未分類と見なされるトラフィックの分類」を参照してください。
上記の手順を行ってもデータベースサイズを十分に縮小できない場合や環境が大きい場合は、WhatsUp Gold に付属の SQL Server Express Edition インスタンスから大容量の SQL バージョン (SQL Standard や SQL Enterprise など) に移行する必要がある場合があります。SQL Server のデフォルトの WHATSUP インスタンスから別の SQL インスタンスに移行する方法の詳細については、WhatsUp Gold Web サイトにある『WhatsUp Gold Database Migration and Management Guide』を参照してください。