SNMP 標準では、デバイスから SNMP アプリケーションに送信された迷惑メッセージ (トラップ) の限定数が提供されます。これらのメッセージは、デバイス上の SNMP エージェントによって送信され、ステータスの変更を SNMP アプリケーションに通知できます。6 種類の標準トラップ (0 ~ 5) のほか、ベンダー提供によるトラップ (6) があります。
トラップ番号 |
トラップ |
説明 |
0 |
コールドスタート |
デバイスは自動的に再起動され、デバイス自体の設定または SNMP エージェントの設定が変更される可能性があります。 |
1 |
ウォームスタート |
デバイスは自動的に再起動され、デバイスの設定も SNMP エージェントの設定も変更されません。 |
2 |
リンクの停止 |
デバイスの通信リンクの 1 つが停止しています。 |
3 |
リンク稼動 |
デバイスの通信リンクの 1 つが再開しました。 |
4 |
認証エラー |
デバイスは、正しく認証されていないプロトコルメッセージを受信しました。 |
5 |
EGP ネイバー損失 |
デバイス が EGP ピアである EGP ネイバーが停止しており、ピア関係はなくなりました。 |
6 |
ベンダー提供によるトラップ |
SNMP 仕様では、ベンダーが企業固有のトラップを定義できます。たとえば、特定のベンダーのルーターで発生するトラップなどです。 |