APM 用語について
次の用語は Application Performance Monitoring を通して使用されます。
- 。アプリケーションプロファイル、インスタンス、およびコンポーネントをアプリケーションの種類 (SQL Server、IIS、Windows 2008 Server など) によってグループ化します。アプリケーションのプロファイル、インスタンス、およびコンポーネントを設定したら、アプリケーションの正常性に関する情報の監視を開始します。

- 。アプリケーションプロファイルは、APM 内で特定の種類のアプリケーションを監視するための青写真です。コンポーネントのコレクションと、特定の種類のアプリケーションの正常性や状態を反映する個別のアプリケーションを定義します。アプリケーションインスタンスは、アプリケーションプロファイルの定義どおりにアプリケーションのコンポーネントをホストする実際のデバイスに関連付けることによって、アプリケーションプロファイルから作成されます。アプリケーションプロファイルへの変更は、そのプロファイルから作成されたすべてのインスタンスによって継承されます。プロファイルにおける変更は、上書きされたフィールドでは継承されません。
- 。アプリケーションインスタンスは、アプリケーションプロファイルの実行中のコピーで、特定の種類のアプリケーションの正常性とパフォーマンスの定義に必要な、定義済みのコンポーネントのコレクション、個別のアプリケーション、およびしきい値を監視します。アプリケーションインスタンスは、コンポーネント、コンポーネントグループ、またはディスクリートアプリケーションを追加することで、アプリケーションプロファイルを拡張する場合があります。アプリケーションインスタンスが拡張されても、アプリケーションプロファイルは、変更されません。
- 。コンポーネントとは、アプリケーションプロファイルの一部として収集された 1 つのデータポイントです。例: CPU 使用率。
- 。重要なコンポーネントとは、アプリケーションインスタンスの状態に影響するコンポーネントのことです。重要なコンポーネントが停止状態になると、アプリケーションインスタンスも停止状態になります。ただし、非重要コンポーネントが停止状態になった場合、アプリケーションインスタンスは警告状態となり、コンポーネントのみが停止状態であることを示します。
- 。重要なコンポーネントグループとは、アプリケーションの稼動/停止状態に関する複雑な評価を可能にする特定のロジックを含むコンポーネントのグループのことです。たとえば、A、B、C、D という 4 つのコンポーネントがあり、次のロジックを適用した場合、A と B、または C と D が停止すると、アプリケーションが停止状態として評価されます。((A and B) or (C and D))。重要なコンポーネント グループは、それが停止状態として評価されるとアプリケーション全体が停止状態になるため、常に "重要" と見なされます。
- 。アプリケーションは、1 つまたは複数の監視対象システムで実行される 1 つまたは複数のプログラムで構成されます。
- 。単純なアプリケーションとは、別のアプリケーションに依存せずに実行できるアプリケーションのことです。例:Microsoft Server 2008 R2。
- 。複雑なアプリケーションとは、1 つまたは複数のアプリケーションに依存して実行されるように設定されたアプリケーションのことです。例:WhatsUp Gold (IIS および SQL Server が必要)。
- 。 ディスクリートアプリケーションとは、複雑なアプリケーションが依存するアプリケーションのことです。たとえば、IIS および SQL Server は複雑なアプリケーション WhatsUp Gold が依存するディスクリートアプリケーションです。ディスクリートアプリケーションは、複雑なアプリケーションを監視する場合に使用されます。