検出設定の指定

ネットワークで検出スキャンを実行する前に、検出設定を指定する必要があります。これらの設定は検出コンソールの [設定] 列にあります。

スキャン設定の選択

WhatsUp Gold では、いくつかの異なる方法を使用してネットワークをスキャンできます。ネットワークに最も適しているスキャンの種類を選択してください。

メモ VMware スキャン機能は、WhatsVirtual のライセンスを持っているか、WhatsUp Gold 製品の評価版を実行しているときに WhatsUp Gold で使用できます。ライセンスを更新または購入するには、WhatsUp カスタマポータルにアクセスしてください。

認証情報の選択

デバイスを正しく特定するには、WhatsUp Gold で SNMP、Windows (WMI)、VMware API、またはこれらの方法のすべてを使用してデバイスのクエリを実行する必要があります。これらのセクションで、検出時に WhatsUp Gold で使用する認証情報を選択します。認証情報は複数選択できます。認証情報リストには、認証情報ライブラリで現在設定されている認証情報が含まれます。リストに表示されていない認証情報を使用するには、認証情報を WhatsUp Gold の認証情報ライブラリに追加する必要があります。詳細については、「認証情報の使用」を参照してください。

メモ 選択した認証情報が多すぎると、検出の実行に時間がかかる場合があります。検出の実行にかかる時間を短縮するには、検出するデバイスで使用される認証情報のみを選択します。

スキャン方法の設定

WhatsUp Gold では、次の 2 つの方法を使用して、デバイスが IP アドレスに存在することを検出できます。

詳細設定の指定

SNMP および WMI 要求のタイムアウトおよび再試行の設定を変更できます。デフォルトでは、WhatsUp Gold のタイムアウトは SNMP 要求では 2 秒、WMI 要求では 10 秒、SNMP 要求の失敗に対する再試行回数は 1 回です。

[デバイス名に SNMP SysName を使用する] オプションが選択されている場合、WhatsUp Gold はデバイス名を定義するための最初の手段として SNMP SysName を特定しようとします。SNMP がデバイスで有効になっていない場合に、[ホスト名を解決する] オプションが選択されていると、WhatsUp Gold は検出されたデバイスの DNS ホスト名を解決しようとします。SNMP SysName も DNS ホスト名もない場合、WhatsUp Gold はデバイスの IP アドレスを使用してデバイスに名前を付けます。これらの検出方法のいずれかを使用して WhatsUp Gold がデバイス名を解決しないようにする場合は、[ホスト名を解決する] および [デバイス名に SNMP SysName を使用する] をオフにします。

デフォルトでは、WhatsUp Gold は検出された VMware サーバーでホストされている仮想マシンを自動的にスキャンします。検出された VMware サーバーでホストされている仮想マシンを WhatsUp Gold でスキャンしないようにする場合は、[仮想環境を自動スキャンする] をオフにします。

デフォルトでは、WhatsUp Gold は自動的にレイヤー 2 検出を使用して、レイヤー 2 トポロジマップと、デバイスビューアで使用できる在庫情報を生成します。WhatsUp Gold でレイヤー 2 検出を使用しない場合は、[レイヤー 2 検出を使用してレイヤー 2 トポロジマップを生成する] をオフにしてレイヤー 2 検出を無効にします。

[ワイヤレストポロジとパフォーマンスに関する情報を収集します] オプションを選択することで、WhatsUp Gold Wireless を使用してワイヤレスデバイス検出を有効にすることもできます。

参照

検出の設定および実行

検出の実行

進行状況の概要情報の表示

デバイス検出情報の表示

検出されたデバイスの WhatsUp Gold への追加

スケジュール済み検出の設定

検出結果の E メール設定の指定

[デバイス情報] タブの表示

スケジュール済み検出の表示

検出結果の保存

保存された検出結果の使用