SSH (パフォーマンス)
SSH モニタは、SSH 認証を使用してリモートデバイスに接続し、コマンドまたはスクリプトを実行します。これらのコマンドやスクリプトをモニタに組み込むことも、リモートマシンに実行可能スクリプトファイルとして配置して、そのスクリプトを実行するコマンドをモニタに組み込むこともできます。各モニタはデータベースに記録されている 1 つの数値を返します。この数値は、後で必要に応じて、WhatsUp Gold のさまざまな機能で使用されます。
モニタの一意の名前と説明を入力し、次の項目を設定します。
- 。リモートデバイスで実行するコマンドを入力します。コマンドには、デバイスが解釈して実行できる、UNIX シェルコマンドや Perl スクリプトなどを使用できます。リモートデバイスで実行するスクリプトを作成する場合は、スクリプトをリモートマシンで開発、テスト、デバッグする必要があります。次のスクリプトオプションのいずれかを選択します。
- 。コマンドまたはスクリプトは 1 つの数値を返す必要があります。スクリプトは必要に応じて複雑にすることができますが、1 つの数値のみを返す必要があります。たとえば、従来の単一行の UNIX 形式では次のようになります。
free -m | awk 'NR==2{print $3}'
これは 16.2.3 より前のバージョンの WhatsUp Gold で必須のスクリプト形式です。 - 。このスクリプトは 1 つの数値のみを返すように制限されていませんが、出力には文字列「Result=xxxx」が含まれている必要があります。ここで、xxxx は数値を表します。たとえば、新しい複数行の Linux 形式では次のようになります。
echo Result=$(free -m | awk 'NR==2{print $3}')
この新しいスクリプト形式は、出力を 1 つの数値に制限する必要がなく、ターゲットのスクリプトインタープリタの全機能をサポートします。
- 。適切な行末の種類を [なし]、[改行]、[復帰]、[復帰改行] から選択します。Windows オペレーティングシステムでは複数行のスクリプトが入力されて保持され、行末文字が含まれますが、この行末文字をターゲットデバイスで認識できない場合があります。この設定機能により、WhatsUp Gold では接続やコマンド実行の前に、選択した文字で行末文字が置換されます。