アプリケーション監視アクションポリシーの設定
WhatsUp Gold を使用してアプリケーションを監視する際のアクションポリシーを作成するには、次の設定を行います。
ソース
[ソース] 領域には、アプリケーションポリシーが適用されるアプリケーションインスタンスが表示されます。
状態移行ルール
状態移行ルールは、状態移行の種類 (稼働中から停止、保守から停止、警告から停止、稼働中から不明など) ごとに関連付けられたアクションを実行するかどうかを、前の状態 (状態移行基準) をもとに評価します。ソースが現在の状態に移行する前に、ルールで規定されている時間、前の状態にあった場合、アクションルールのセクションで定義したアクションが実行されます。状態移行基準を使用することで、短時間または断続的な状態移行を無視することによりアクションが実行される原因となる状態移行の数を減らすことができます。
たとえば、ソースが稼働状態 (前の状態) から停止状態 (前の状態) に移行し、かつ停止状態 (前の状態) に移行する前に 5 分以上、稼働状態にあった (状態移行基準) ときに E メールアクションを実行する状態移行ルールを作成することができます。この状態移行ルールにより、ソースが停止状態にあった時間が 5 分未満であった状態移行では、アクションは実行されません。
状態移行ルールは、以下の現在の状態ごとに、タブで区切って定義することができます。
- 。停止、保守、警告、または不明から稼働中に移行したイベントごとに状態移行ルールを指定します。
- 。保守、稼働中、警告、または不明から停止に移行したイベントごとに状態移行ルールを指定します。
- 。停止、保守、稼働中、または不明から警告に移行したイベントごとに状態移行ルールを指定します。
- 。停止、稼働中、警告、または不明から保守に移行したイベントごとに状態移行ルールを指定します。
アクションルール
アクションルールセクションを使用すると、ターゲットの現在の状態に対応する状態移行ルールに適合したときに実行するアクションを指定できます。たとえば、ソースが稼働中に移行する前に 10分間以上、停止状態にあるという状態移行ルールを満たした後、停止状態から稼働中に移行して、5 分間稼働中の状態にあったときに実行する E メールアクションを指定することができます。
新しいアクションポリシーを作成するには:
- タブをクリックし、 を選択します。[アクションポリシー] ページが表示されます。
- をクリックします。[アクションポリシーの編集] ページが表示されます。
- アクションポリシーの固有のを入力します。
- タブを選択して、稼働中状態の状態移行ルールとアクションルールを作成します。
- タブを選択して、停止状態の状態移行ルールとアクションルールを作成します。
- タブを選択して、警告状態の状態移行ルールとアクションルールを作成します。
- タブを選択して、保守状態の状態移行ルールとアクションルールを作成します。
- または をクリックします。アクションポリシーが、[アクションポリシー] 画面の [アクションポリシー] リストに追加されます。
稼働状態に移行したときの状態移行ルールとアクションルールを作成するには:
- 関連付けられたアクションを停止状態から稼働中に移行したときにトリガする場合は、 を選択して、ソースが移行前に停止状態でなければならない最小時間を入力します。
- 関連付けられたアクションを保守状態から稼働中に移行したときにトリガする場合は、 を選択して、ソースが移行前に保守状態でなければならない最小時間を入力します。
- 警告状態から稼働中に移行したときにアクションをトリガする場合は、 を選択して、ソースが移行前に警告状態でなければならない最小時間を入力します。
- 不明状態から稼働中に移行したときにアクションをトリガする場合は、 を選択して、ソースが移行前に不明状態でなければならない最小時間を入力します。
- 稼働状態への移行に関連付けられたアクションルールを作成します。
- をクリックします。[アクションルール] ダイアログコントロールが表示されます。
- 現在、設定されているアクションのリストから を選択します。リストが空の場合、 をクリックして、ポリシーに新しいアクションを設定します。
- 稼働中状態に移行してから、アクションを実行するまで待機する時間を ボックスに入力します。
- アクションに適用する を選択します。リストが空の場合、 をクリックして、アクションポリシーに新しいサービス停止ポリシーを設定します。
- をクリックします。アクションが [アクション] リストに追加されます。
- ポリシーの設定が完了したら、 をクリックします。