Failover の機能を有効にしている場合、プライマリ WhatsUp Gold マシンを指すスケーラビリティポーラーの名前と設定が、セカンダリ WhatsUp Gold マシンを指すスケーラビリティポーラーと同一である必要があります。それによって、フェールオーバーシステムが冗長になり、フェールオーバーのシナリオで両方のマシンが同じデータを受信し、報告するようになります。プライマリとセカンダリの WhatsUp Gold マシンに割り当てられているポーラー間で名前、設定、またはアクセス権が異なると、WhatsUp Gold フェールオーバーシステムで不完全なデータが返されることになります。
Caution: スケーラビリティポーラーのフェールオーバーが WhatsUp Gold とは無関係に発生することはありません。あるポーラーに障害が発生した場合、障害の発生したポーラーの作業をセカンダリ WhatsUp Gold システムの対応するポーラーが引き継ぐことはありません。セカンダリ WhatsUp Gold システムは、プライマリ WhatsUp Gold システムを完全にミラーリングする必要があります。
Important: プライマリシステムとセカンダリシステムに割り当てられているスケーラビリティポーラーには同じ名前を付ける必要があり、フェールオーバーのシナリオでは一度にアクティブになる WhatsUp Gold システムは 1 つのみなので、各ポーラー名はポーリング設定ライブラリに 1 回入力すれば済みます。
スケーラビリティポーラーの WhatsUp Gold Distributed 設定での動作は、WhatsUp Gold の標準設定の動作とまったく同じです。特別な設定は必要ありません。