WhatsUp Gold インターフェイスから監視対象デバイスに直接接続する

まず、マップ表示でデバイスを選択し、対応するデバイス情報カードを表示します。アイコン WUG17.0N-IMG-DEVICE_ACTIONS_ICON をクリックし、デバイス管理アクションのメニューから [ツール] を選択します。マップ上のデバイスのアイコンを右クリックして、デバイス管理アクションのメニュー、特に 3 つの接続ツールにアクセスすることもできます。以下のツールを使用して、選択したデバイスに接続します。

参照ツールを使用してデバイスに接続する場合は、その前にデバイスの [デバイスのプロパティ] にアクセスし、[リンク] タブを選択して、URL 形式のデバイスの名前または IP アドレスを指す「参照」と呼ばれるカスタムリンクを作成します。カスタムリンクが作成されていない場合、参照ツールは IP アドレスを使用してカスタムリンクを動的に作成しようとします。ツールでリンクを自動的に作成できないと、空白のブラウザタブが表示されます。

参照ツールはユーザーが特に操作をしなくても使用できますが、SSH、Telnet、またはリモートデスクトップを使用して接続する場合は、WhatsUp Gold がアクセスするクライアントデバイスを事前に設定する必要があります。以下のオペレーティングシステムごとのガイドラインと例に従って、WhatsUp Gold マップ表示またはリスト表示からクライアントデバイスに直接アクセスできるようにします。

Windows

Windows クライアントから WhatsUp Gold で Telnet、SSH、または RDP ツールを使用するには:

  1. 接続先のデバイスで該当するプログラムまたは機能を有効にするか、インストールします。
    1. SSH の場合はサードパーティの SSH クライアントをインストールします。(この機能の開発段階では PuTTY を使用して WhatsUp Gold からの SSH 接続をテストしましたが、その他の SSH クライアントオプションも使用できます。)
    2. Telnet の場合は Telnet クライアントがそのデバイスの [プログラムと機能] で有効になっていることを確認します。
    3. リモートデスクトップの場合は、リモートアクセスを許可するオプションがそのデバイスの [システムのプロパティ] で有効になっていることを確認します。
  2. 目的の接続方法のバッチスクリプトファイルを作成し、マシン上の WhatsUp Gold にアクセス可能な場所に配置します。リモートデスクトップでは /v などのフラグをコマンドラインに追加するなど、このスクリプトを独自の設定に合わせて変更する必要があります。

    必要なバッチスクリプトファイルの例:
    telnet_launcher.bat

    that contains:
    @echo off
    set var=%1
    set extract=%var:~9,-1%
    if %extract:~-1%==/ ( set extract=%extract:~0,-1% )
    start "telnet window" "C:\Path_To_Telnet\telnet.exe" %extract%

    Path_To_名は WhatsUp Gold にアクセスしているクライアントマシン上の特定のファイルを見つけるためのパスを指していることに注意してください。

    ssh_launcher.bat

    that contains:
    @echo off
    set var=%1
    set extract=%var:~6,-1%
    if %extract:~-1%==/ ( set extract=%extract:~0,-1% )
    start "putty window" "C:\Path_To_putty\putty.exe" %extract%

    putty.exe は SSH クライアントの例として使用されており、別の SSH クライアントを使用することもできます。

    rdp_launcher.bat

    that contains:
    @echo off
    set var=%1
    set extract=%var:~6,-1%
    if %extract:~-1%==/ ( set extract=%extract:~0,-1% )
    start "rdp window" "C:\Path_To_RDP\mstsc.exe" /v:%extract%
  3. 目的の接続方法のレジストリファイルを作成し、各自のニーズに合わせて変更します。このファイルをデバイス上のアクセス可能な場所に配置し、ファイルをダブルクリックしてレジストリに追加します。

    必要なレジストリファイルの例:

    telnet.reg

    that contains:

    REGEDIT4
    [HKEY_CLASSES_ROOT\telnet]
    @="URL:telnet Protocol"
    "URL Protocol"=""
    [HKEY_CLASSES_ROOT\telnet\shell]
    [HKEY_CLASSES_ROOT\telnet\shell\open]
    [HKEY_CLASSES_ROOT\telnet\shell\open\command]
    @="\"C:\\Path_To_Batch_Files\\telnet_launcher.bat\" %1"

    単一の円記号は削除されるため、"" の中に二重の円記号が必要です。



    ssh.reg

    that contains:

    REGEDIT4
    [HKEY_CLASSES_ROOT\ssh]
    @="URL:ssh Protocol"
    "URL Protocol"=""
    [HKEY_CLASSES_ROOT\ssh\shell]
    [HKEY_CLASSES_ROOT\ssh\shell\open]
    [HKEY_CLASSES_ROOT\ssh\shell\open\command]
    @="\"C:\\Path_To_Batch_Files\\ssh_launcher.bat\" %1"



    rdp.reg

    that contains:

    REGEDIT4
    [HKEY_CLASSES_ROOT\rdp]
    @="URL:rdp Protocol"
    "URL Protocol"=""
    [HKEY_CLASSES_ROOT\rdp\shell]
    [HKEY_CLASSES_ROOT\rdp\shell\open]
    [HKEY_CLASSES_ROOT\rdp\shell\open\command]
    @="\"C:\\Path_To_Batch_Files\\rdp_launcher.bat\" %1"
  4. マップ表示またはリスト表示でデバイスを右クリックし、デバイス管理アクションのメニューから目的のツールを選択して、接続をテストします。

Mac OSX

Mac OSX を実行している監視対象デバイスに接続する場合、その他の設定は必要ありません。WhatsUp Gold の本リリースの時点で SSH および Telnet プロトコルはデフォルトで使用されるように設定されており、Microsoft から Mac のリモートデスクトップ接続に使用するアプリケーションが提供されています。

See Also

ツール

WhatsUp Gold でのツールの使用