動的グループ

新しいグループの作成または既存のグループの選択を終えたら、グループへのデバイスの追加/削除をしたり、動的デバイスフィルタを適用したりできます。

Note: 動的グループはグループアクセス権に従いません。デバイスグループを表示できるユーザーは、誰でもそのデバイスグループに含まれる動的グループを表示できます。ただし、ユーザーが表示権限を持っているデバイスだけがグループに表示されます。

動的グループビルダを使用して新しい動的グループを作成するには:

  1. 適切な情報を入力するか、選択します。
    • [グループ名] WhatsUp Gold デバイスリストに表示される動的グループの名前を入力します。
    • [説明]。(オプション) 新しい動的グループの追加情報を入力します。この説明は、動的グループを開くことができるすべてのユーザーに表示されます。
    • [フィルタ][すべてのデバイス] を選択して、動的グループの基準に一致するすべてのデバイスを表示するか、[親グループ内のすべてのデバイス] を選択して、動的グループの基準に一致し、かつ動的グループが存在するグループ内にあるすべてのデバイスを表示するか、または [親グループおよびその子グループ内のすべてのデバイス] を選択して、動的グループの基準に一致し、かつ動的グループが存在するグループまたはそのグループの子グループ内にあるすべてのデバイスを表示します。
  2. 動的グループの SQL フィルタを形成するためのルールの作成と編集を行います。
    • [追加] をクリックして、SQL フィルタのルールの作成を始めます。動的グループのルールエディタが表示されます。
    • 動的グループのルールエディタに、該当する情報を入力します。ルールを作成すると、そのルールは [動的グループビルダ] ダイアログに追加されます。このダイアログでは、[追加][編集]、または [削除] をクリックすることで、さらにルールを追加したり、既存のルールを編集または削除したりできます。

    Note: 括弧 (シングル、ダブル、トリプル、クアドラプル) をフィルタコード内で使用できます。ルールの前後にリストから選択して追加します。

    Tip: ルールを選択し、[上] または [下] をクリックすると、既存のルールをフィルタコード内で上下に移動できます。

フィルタコードの検証

ルールを設定するとき、SQL フィルタがビルダダイアログの下部に表示されます。表示されたフィルタコードに満足した場合は、[検証] をクリックして、フィルタコードの構文をテストします。テストでエラーがなかった場合は、[OK] をクリックして、設定した SQL フィルタを保存し、新しい動的グループをデバイスリストに追加します。

コードでエラーが返された場合は、その時点で必要な変更を行い、[OK] をクリックします。さらに、後で編集できるように、フィルタコードを保存することもできます。デバイスリストから動的グループを選択して右クリックし、[プロパティ] を選択して、グループフィルタコードを編集します。

フィルタコードの変換

動的グループビルダで作成した動的グループは、[変換] をクリックして SQL コードに変換できます。動的グループを SQL コードに変換してしまうと、そのグループは動的グループビルダ内で再び編集できなくなることに注意してください。グループは SQL ダイアログからのみ変更できるようになります。上級ユーザーでない限り、動的グループビルダで編集できるように、動的グループのコピーを取って保存しておくことをお勧めします。

[詳細 SQL] ダイアログを使用して新しい動的グループを作成するには:

  1. 適切な情報を入力します。
    • [グループ名]。動的グループの名前を入力します。この名前はデバイスリストに表示されます。
    • [説明]。(オプション) 動的グループについての追加情報を入力します。
    • [SQL フィルタ]。目的のリストをデータベースから取得する SQL クエリ文を入力します。デバイスリストに表示する動的グループの場合、1 行目は「SELECT DISTINCT nDeviceID」です。
  2. [OK] をクリックして保存し、動的グループをデバイスリストに追加します。

フィルタコードの検証

表示されたフィルタコードに満足した場合は、[検証] をクリックして、フィルタをテストします。テストが予想どおりに実行された場合は、[OK] をクリックして、設定した SQL フィルタを保存し、新しい動的グループをデバイスリストに追加します。コードが予想どおりに実行されなかった場合でも、後でそのコードを編集できるようにコードを保存するには、[OK] をクリックします。デバイスリストから動的グループを選択して右クリックし、[プロパティ] を選択して、グループフィルタコードを編集します。

SQL クエリの生成方法がわからない場合は、WhatsUp Gold 動的グループビルダを使用するか、既存の動的グループからフィルタエントリを切り取って貼り付け、編集して他のテーブルからデータを読み込むことができます。

WhatsUp Gold には、動的グループの例があらかじめ設定されています。これは、[デバイスグループ] の下の [デバイス表示] で確認できます。事前に設定されている動的グループに加えて、興味深い動的グループを作成できるサンプルフィルタがいくつか用意されています。

Note: データベース構造の詳細については、WhatsUp Gold のサポートページにあるデータベーススキーマファイルをダウンロードしてください。

See Also

デバイスグループのプロパティの編集

レイヤー 2 動的グループ