デバイスグループのアクセス権

[デバイスグループのアクセス権] ダイアログでは、デバイスグループのメンバーシップに基づいて、複数のユーザーおよび/またはユーザーグループの権限をワンクリックで有効/無効にすることができます。また、特定のユーザーやユーザーグループを検索したり、個々のユーザーやユーザーグループを追加/削除して、ダイアログから移動せずに選択したグループのメンバーシップを変更することもできます。

[デバイスグループのアクセス権] インターフェイスにアクセスするには、[設定] > [ユーザーとユーザーグループ] を選択してユーザーおよびグループライブラリを表示し、表示されているユーザーまたはグループを選択し、[デバイスグループのアクセス権の設定] をクリックして [デバイスグループのアクセス権] ダイアログを起動します。

ダイアログ内のコントロールを使用して、以下の操作を行います。

ダイアログの上部にある [デバイスグループのアクセス権] 切り替えコントロールをクリックして、デバイスグループのアクセス権を有効/無効にします。

Important: 有効にすると、個々のデバイスグループにアクセス権を設定していない場合、ユーザーはどのデバイスにもアクセスできなくなります。無効にすると、すべてのユーザーにすべてのデバイスグループへのアクセス権が付与されます。

デバイスグループセレクターをクリックして、アクセス権を変更するデバイスグループを選択します。
個々のユーザーアカウントまたは特定のユーザーグループを検索するには、[ユーザーまたはグループの検索] 入力フィールドに情報を入力します。
[追加] アイコンをクリックすると、現在選択しているデバイスグループの個々のユーザーまたは特定のユーザーグループのアクセス権を追加できます。
[削除] アイコンをクリックすると、現在選択しているデバイスグループの個々のユーザーまたは特定のユーザーグループからアクセス権を削除できます。
グリッド内のチェックボックスをオンにすると、ユーザーまたはユーザーグループ (行) の特定のアクセス許可 (列) を有効/無効にできます。

Note: チェックボックスがオンになっていて、クリックしてもオフにできない場合は、ユーザーまたはユーザーグループのホームデバイスグループから継承されたアクセス許可であることを示しています。

デバイスグループのアクセス許可を操作する前に、まずそれらのアクセス許可によって適用される業務上のルールを理解する必要があります。以下に、デバイスグループのアクセス権を設定する際に選択可能な各アクセス許可の詳細を示します。

グループ読み取り (GR)。このアクセス許可が付与されているユーザーは、グループ内に存在するすべてのデバイスを検出することができます。デバイスリストにデバイスを正常に表示するには、デバイス名、デバイスの状態、デバイスの種類などの情報が必要なため、ユーザーはデバイスに関する基本的な情報を表示することができます。
グループ書き込み (GW)。このアクセス許可が付与されているユーザーは、デバイスグループの名前、アクセス許可、メンバーシップなどのデバイスグループのプロパティを変更することができます。これらのユーザーは、新しいグループを追加したり (親グループのアクセス許可が自動的に検出されてコピーされます)、デバイスに対するメンバーシップの関係を追加/削除することもできます。これらのユーザーは、システムからデバイスを削除できないことにご注意ください。
デバイス読み取り (DR)。このアクセス許可が付与されているユーザーは、デバイスリストに表示されていないデバイスに関するより詳細な情報 (割り当てられた属性、プロパティ、メタデータなど) を表示することができます。
デバイス書き込み (DW)。このアクセス許可が付与されているユーザーは、デバイスの設定を変更したり、システムからデバイスを削除したりすることができます。