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v2022.1
WhatsUp Gold システム要件
ハードウェア要件のガイドライン
ハードウェア要件は WhatsUp Gold の設定に応じて異なります。監視対象デバイス数、モニタ数、モニタのタイプ、ポーリング間隔やその他の構成オプションが増えると、サーバーとデータベースにかかる負荷がさらに増大する可能性があります。環境のパフォーマンスを最適化するには、ハードウェア構成を調整する必要がある場合があります。
サーバーの最小推奨事項
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100 台のデバイス / |
2,500 台のデバイス / |
20,000 台のデバイス / |
プロセッサ |
クアッドコア |
クアッドコア |
クアッドコア |
プロセッサ速度 |
2.6 GHz 以上 |
2.6 GHz 以上 |
2.6 GHz 以上 |
RAM |
8 GB |
16 GB |
WhatsUp Gold サーバー:16 GB |
データベースの種類 |
SQL Server 2017 Express Edition |
専用 SQL Server 2014/2017/2019
|
専用 SQL Server 2014/2017/2019
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ハードドライブ |
25 GB 以上の空き領域 |
OS/アプリケーション - 15 GB 以上の空き領域がある RAID 1 データベースファイル - 4 x 100 GB の RAID 10 |
OS/アプリケーション - 15 GB 以上の空き領域がある RAID 1 データベースファイル - 8 x 250 GB の RAID 10 ログファイル - 2 x 100 GB の RAID 0 一時データベースファイル - 2 x 250 GB の RAID 0 SQL Server のデータベースファイルとログファイルの移動の詳細については、『WhatsUp Gold データベース移行管理ガイド』を参照してください。 |
ネットワークインターフェイスカード |
最小 100 Mbps (1 Gbps 推奨) |
100 Mbps (1 Gbps 推奨) |
1 Gbps |
サウンドカード |
テキスト音声変換アクションには SAPI 対応サウンドカードが必要 |
テキスト音声変換アクションには SAPI 対応サウンドカードが必要 |
テキスト音声変換アクションには SAPI 対応サウンドカードが必要 |
*データベースに格納された各データポイントはメトリックとしてカウントされ、WhatsUp Gold はモニターごとに複数のメトリックを収集する場合があります。
WhatsUp Gold にアクセスするための推奨事項
リモートマシンにインストールされているブラウザを使用して、WhatsUp Gold サーバーにアクセスすることをお勧めします。WhatsUp Gold サーバーにアクセスする場合は、最適なパフォーマンスを得るために、次の仕様に従ってください。
|
100 台のデバイス / |
2,500 台のデバイス / |
20,000 台のデバイス / |
RAM |
8 GB |
8 GB |
16 GB |
プロセッサ |
クアッドコア |
クアッドコア |
クアッドコア |
ビデオ表示解像度 |
1920 x 1080 以上 |
1920 x 1080 以上 |
1920 x 1080 以上 |
サウンドカード |
テキスト音声変換アクションには SAPI 対応サウンドカードが必要 |
テキスト音声変換アクションには SAPI 対応サウンドカードが必要 |
テキスト音声変換アクションには SAPI 対応サウンドカードが必要 |
オペレーティングシステム要件
WhatsUp Gold は次の Windows Server プラットフォームをサポートしています。
- Microsoft Windows Server 2022
Important: 現在、ログ管理の Central イベント収集は、Windows Server 2022 ではサポートされていません。ログが失われる可能性のある既知の問題があります。回避策として、すべてのエージェントベースのイベント収集を使用できます。詳細については、WhatsUp Gold ヘルプシステムの「WhatsUp Gold エージェントの概要」を参照してください。
- Microsoft Windows Server 2019
- Microsoft Windows Server 2016
さらに、
- 評価用として、WhatsUp Gold は Windows 10 で動作します。ただし、運用レベルのサポートには、Windows Server バージョンが必須です。サポートされる Windows Server プラットフォームについては、下記を参照してください。
- ドメインコントローラへの WhatsUp Gold のインストールはサポート対象外です。
- WhatsUp Gold にはクアッドコアプロセッサ (最小 2.6 GHz) が必要です。仮想マシンに WhatsUp Gold をインストールする場合は、ゲスト VM に最低 4 つの CPU コアが割り当てられていることを確認してください。さらに「ハードウェア要件のガイドライン」を参照してください。
データベースの要件
Important: WhatsUp Gold へのアップグレードにより、WhatsUp Gold に付属されている SQL Server Express データベースは、SQL Server 2017 Express に更新されます。
Important: WhatsUp Gold のデフォルトインストールでデフォルトとしてインストールされるデータベースではなく、リモート SQL データベースを使用している場合、その他の WhatsUp Gold のデータベース設定については、『WhatsUp Gold データベース移行管理ガイド』を参照してください。
Note: WhatsUp Gold データベースをホストするために使用される Microsoft SQL Server の照合順序は、SQL_Latin1_General_CP1_CI_AS
に設定する必要があります。Latin1_General_CI_AS
照合順序もアップグレード時に使用できますが、実行中にエラーが発生する可能性があるため、推奨されていません。
また、前述の各 WhatsUp Gold データベースの照合順序も SQL_Latin1_General_CP1_CI_AS
に設定する必要があります。Latin1_General_CI_AS
照合順序もアップグレード時に使用できますが、実行中にエラーが発生する可能性があるため、推奨されていません。
WhatsUp Gold では、監視対象デバイスに関するデータの維持、システム設定の保存、およびユーザー設定のカスタマイズの保存を行うデータベースが必要です。データベースは WhatsUp Gold インストールと同じ場所に配置することも、リモートマシンでホストすることもできます。WhatsUp Gold のデータサービスは、次のデータベースサーバーで提供できます。次のデータベースバージョンがサポートされています。
- Microsoft SQL Server 2014
- Microsoft SQL Server 2016
- Microsoft SQL Server 2017
- Microsoft SQL Server 2019
Web サーバーの要件
IIS がサポートされているプラットフォームでは、WhatsUp Gold のインストーラによってこれらが自動的にインストールされ、有効になります。WhatsUp Gold には、IIS の次の Web サーバー役割サービスが最低限必要です。
- Web サーバー
- ASP .NET
- 静的コンテンツ
- HTTP リダイレクト
- 既定のドキュメント
フレームワーク要件
WhatsUp Gold には、スクリプト作成をサポートするために Microsoft .NET Framework およびその他の Microsoft パッケージが必要です。必要なソフトウェアフレームワークおよびサポートパッケージは次のとおりです。
- .NET 4.7.2 (インストールプログラムに含まれています)。
- PowerShell 2.0 (PowerShell スクリプトを作成する場合に必要。WhatsUp Gold インストーラに含まれていません。PowerShell のインストールの詳細については、Microsoft MSDN の Web サイトをご覧ください)。
- Microsoft Windows Scripting Host v5.7 以降。
- Microsoft SAPI 5.1 (テキスト音声変換アクションに必要です)。
Important: Microsoft .NET Framework オプションが必要です。ただし、Microsoft .NET Framework オプションでは次の機能/コンポーネントのオプションを有効にすることはできません。[.NET Framework Windows Communication Foundation HTTP アクティブ化] および [Windows Communication Foundation 非 HTTP アクティブ化]。
Web インターフェイスの要件
WhatsUp Gold では現在、次の Web ブラウザを使用できます。
- Microsoft Edge
- Google Chrome
- Mozilla Firefox
Important: WhatsUp Gold は、いずれの Internet Explorer バージョンも互換性または互換モードでサポートしていません。
ログ管理の要件
WhatsUp Gold ログ管理機能は、監視対象デバイスからログデータを収集し、そのデータをレポートおよび分析用に Elasticsearch データベースに保存します。Elasticsearch データベースは、WhatsUp Gold サーバーにローカルにインストールすることも、Elasticsearch のリモートインスタンスにすることもできます。
WhatsUp Gold サーバーでは、リモート Elasticsearch インスタンスをサポートするために以下を必要とします。
- CPU 速度: 2.6 GHz 以上
- CPU 数: 8 コア以上
- RAM: 16 GB 以上
WhatsUp Gold サーバーでは、ローカル Elasticsearch インスタンスをサポートするために以下を必要とします。
- CPU 速度: 2.6 GHz 以上
- CPU 数: 8 コア以上
- RAM: 32 GB 以上
- ディスク領域: 585 GB 以上
ポーラーの要件
ネットワーク環境と製品展開に応じて、WhatsUp Gold は 1 台の WhatsUp Gold サーバーと追加のポーラー (メトリックの数に応じて追加のポーラーが必要) によって、デバイスを最大で 20,000 台まで、メトリックを最大で 100,000 までポーリングできます。WhatsUp Gold システムにポーラーを追加でインストールすると、アクティブモニタデータとパフォーマンスモニタデータを WhatsUp Gold サーバーに転送できます。ポーリングアクティビティを複数のポーラー間に拡張すると、WhatsUp Gold がポーリングし、データを収集して WhatsUp Gold システムに送り返すことのできるデバイスの数が増えます。ポーラーを追加することで、WhatsUp Gold はポーリングをより多くのネットワークデバイスに効率的に拡大し、結果としてより大きなネットワークを監視および管理する能力を提供できるようになります。追加のポーラーは、WhatsUp Gold サーバー以外のネットワーク上のどの Windows システムにもインストールできます。
|
追加した各 |
---|---|
プロセッサ |
クアッドコア |
RAM |
4 GB |
ハードドライブのアプリケーション用空き領域 |
2 GB |
OS の要件 |
上記の「オペレーティングシステムの要件」のセクションを参照してください。 |
WhatsUp Gold のインストール
WhatsUp Gold 22.1 は WhatsUp Gold v18.x、19.x、20.x、および 21.x からの直接アップグレードインストールをサポートしています。インストール、アップグレード、修復、およびアンインストールの詳細については、『WhatsUp Gold のインストール』ガイドを参照してください。アップグレードを行う前に、必ずデータベースをバックアップしてください。WhatsUp Gold に含まれる SQL Express データベースを使用している場合は、アップグレードに進む前にインストーラ/アップデータでバックアップ作業を行うことができます。
Important: WhatsUp Gold カスタムデータベース変更のアップグレードはサポートされていません。
WhatsUp Gold インストーラは、WhatsUp Gold データベーススキーマに対するデータベースの変更を検出した場合、警告を表示してインストールを継続します。将来の WhatsUp Gold リリースでは、インストーラの警告に対処するまでインストーラが先に進まないようになる予定です。
オフラインでのインストールとアクティベーション
Important: インターネットに接続しているマシンでアカウントからパッケージをダウンロードし、目的のサーバーでインストーラを実行します。アクティベーション番号の入力を求められたら、[オフラインアクティベーションモードを使用] を選択してアクティベーションプロセスを続行します。評価者ライセンスをお使いでアカウントへのアクセス権がない場合は、顧客サービスまでお問い合わせください。
Note: IPv6 のみの環境では、オフラインアクティベーションを使用する必要があります。
OCT
05
2022