「addalias.exe」 ユーティリティを使用したエイリアスの追加

Addalias.exe は、 1 つのテキストファイルに格納された電子メールアドレスのバッチを追加、変更、そして削除するためのユーティリティです。既存の Windows NT グループを IMail にインポートし、グループエイリアスを作成することも可能です。コマンドラインオプションなしに Addalias.exe を呼びだす場合は(MS-DOS プロンプトで addalias を入力するだけで)、手動でコマンドラインを入力でき、1 行入力する毎に [Enter] 押します。終了後は CTRL-Z を押し、ユーティリティを終了することを忘れないで下さい。

基本コマンドシンタックス

addalias [-h hostname] [-cX] [-{a|d|m}] alias [=destination]

コマンド

関数

-a aliasname

エイリアスが存在しない場合はエイリアスを追加します。aliasname は追加するエイリアスの名前です。単一コマンドラインではエイリアスを一つだけ追加できます。

-cX

別の区切り文字を指定します、これは初期の区切り文字 (等号) を置き換えるものです。スペースは使用できません。( 1 つのテキストファイルで -c を使用することは、ファイル中のすべての行に影響をあたえます。)

-d aliasname

エイリアス名が既存の削除したい名前のところで、そのエイリアスを削除します。単一コマンドラインでは、1 つのエイリアスしか削除できません。

-f filename

Addalias の 1 つの実行に対して複数のコマンドをテキストファイルに格納することができます。Addalias コマンドを含むテキスト名を指定するには -f を使用します。(上記のすべてのコマンドはテキストファイルにとって有効ですが、 -h と -c は複数のインプット行に渡って存続することに留意してください。)

-h hostname

エイリアスの仮想ドメインを指定します。電子メールドメインが指定されない場合は一次ドメインが用いられます。( 1 つのテキストファイルで -c を使用することは、ファイル中のすべての行に影響をあたえます。)

-i groupname

エイリアスが存在しない場合は NT グループをグループエイリアスとしてインポートします。グループ名はインポートしたいグループです。単一コマンドラインでは、1 つのエイリアスしか追加できません。

-l

現在のエイリアスのリストを表示します。この引数は、テキストファイルでは使用されない可能性があります。

-m aliasname

エイリアスが存在していてもエイリアスを修正あるいは追加します。aliasname は修正するエイリアスです。単一コマンドラインでは、1 つのエイリアスしか修正できません。

-?

引数オプションのサマリを表示します。

Windows 2000 と Advanced Server Users。ローカルとグローバルのグループに対して NT グループをエイリアスとしてインポートすることは可能です。Microsoft Active Directory Services (ADS) Universal グループで NT グループをインポートすることはできません。

Addalias.exe の例

エイリアスを初期 (一次) 電子メールドメインに追加

エイリアスを特定のドメインに追加

エイリアスの削除

NT グループをグループエイリアスとしてインポート

リターンコード

Addalias.exe は要求されたオペレーションの少なくとも一つを行うと 1 を返します。失敗すると 0 を返します。

テキストファイルの使用

MS-DOS プロンプトでコマンドを入力する代わりに、テキストファイルを用いて 1 つの実行に対して複数のコマンドを入力することができます。メールサーバーのプログラムがエイリアスの区切りテキストファイルを作成可能な場合、エイリアスを他のメールシステムからの IMail Server に追加するためにこの方法を使用できます。