DNS ブラックリストの電子メールドメインへの追加
このダイアログは電子メールドメイン用に DNS ブラックリストを有効にするために使用します。あるブラックリストをこのリストに表示するには、サーバ用に構成する必要があります。ブラックリストが表示されない場合は、DNS ブラックリストをサーバ用に構成する方法に関する情報について、DNS ブラックリストを参照してください。
- 新規のブラックリストを識別するためにテキストボックスに名前を入力します。これはどんな名前でもよく、ブラックリストエントリを識別するためにログファイルで使用されます。
- テキストボックスで、ブラックリストクエリーの連絡先となる DNS サーバのドメイン名または IP アドレスを入力します。デフォルトで、このフィールドには、ブラックリスト用の DNS サーバへの DNS クエリーが中継されるデフォルトの IMail Server DNS がブラックリストクエリー用に使用されていることを示すアスタリスク (*) が含まれています。アスタリスクを使用すると、IP アドレスやドメインを入力する必要がなくなります。
- テキストボックスに、ブラックリストのゾーンファイル内でクエリーを行うためのドメインを入力します。通常、この名前はサーバドメイン名と一致します。ただし、ブラックリストには、同一サーバ上でクエリーを行うゾーンが複数ある場合があります。こういう場合は、サーバ名とクエリードメインが異なることになります。これを知るには、使用中のブラックリストのドキュメントをお読みいただくことが唯一の方法です。
- ブラックリストによってリストボックスから実行される参照のタイプを選択します。
- このタイプのブラックリストはメッセージの「FROM」アドレスを使用して、メッセージがスパムかどうか判断します。
- このタイプのブラックリストでは、メッセージがスパムであるかどうかを決めるためにスパムデータベースに対するSMTP サーバ接続の IP アドレスがチェックされます。IP アドレスが、ブラックリストのデータベースの 1 つのリストに入っていれば、そのメッセージはスパムとして識別されます。
- このタイプのブラックリストは HELO あるいは EHLO コマンド内のドメインをチェックし、メッセージを受け入れるかどうか判断します。HELO/EHLO コマンド内で与えられたホスト名は IP アドレスと一致する必要があります。
- このタイプのブラックリストにより、そのメッセージがスパムであるかどうかを決定するには、「MAIL FROM」コマンドで供給された @ symbol に続く情報がチェックされます。
- ホストがそのブラックリストを使用できるかどうかを決めるには、このチェックボックスを選択します。有効化された場合、そのブラックリストはホスト用の をダイアログボックスに表示されます。このオプションをクリアした場合、ブラックリストはホスト用の ダイアログボックスには表示されませんが、サーバレベルでは表示されます。
- 一部のブラックリスト、特に .txt レコードを提供するブラックリストには、大きすぎて UDP プロトコル経由では送信できないパケットがあります。これらのブラックリストにより UDP アクセスが無効になり、このブラックリストにクエリーを行うには TCP が必要です。管理者がこのタイプの 1 つとしてリストにフラグできるようにするためには、このチェックボックスを選択します。
- 新しいブラックリストを追加するには、このボタンをクリックします。新しいブラックリストが [DNS ブラックリスト] ページに表示されます。
- 新しいブラックリストの追加をキャンセルするには、このボタンをクリックします。新しい情報は [DNS ブラックリスト] ページに表示されないはずです。
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