キューマネージャーの設定
アクセス方法
- ホームページから、> タブをクリックします。 ページが表示されます。
変更した後で、 をクリックします。サービスを停止し、5 〜 10 秒待って、サービスが再開します。
各 [サービス] ページの上部には、そのサービスの名前、その状態 (実行中または停止中)、および[開始]、[停止] ボタンが表示されます。ここで、[サービス管理] ページから行う場合と同様に、それぞれの Web ページから個々のサービスを開始、または停止することができます。
キューマネージャサービスで、メールキューを通じてメッセージのフローを管理することができます。このサービスは、メッセージをローカル、リモートの双方の宛先に配信し、SMTP32.exe の代わりの役割を果たします。SMTP32.exe プログラムは存在し続けますが、メッセージが配信を必要とする場合にキューマネージャに通知するのみです。
<注記> メールを送信する場合、接続時に有効な 1xx または 2xx 応答が受信されない場合、は次の MX レコードまでロールします。
キューマネージャは、最大数を超えないように SMTP32 プロセス (またはスレッド) を制御します。これにより、すべてのメッセージの配信が必ず試行され、負荷の大きいシステム上でがキュー処理配信が妨げられて配信が遅延することが絶対になくなります。ファイルは優先順位にしたがって処理され、最初に配信の試行が不要なものから処理されます。次に、スプールに置かれた順に、再試行の必要があるファイルが処理されます。
キューマネジャサービスは、SMTP 配信プロセスのコンポーネントです。キューマネージャを無効にすると、メール配信が停止または遅延する場合があります。
- メッセージの配信に使用できる配信スレッドの総数を入力します。各スレッドは 1 回に、1 つのプロセスを処理します。このオプションは、デフォルトで 30 に設定されており、その最小値は 5 です。各キューマネージャスレッドは、1 つのメッセージを配信できるので、オプションを 30 に設定すると、キューマネージャは 1 回に 30 のメッセージを配信できます。
リストサーバメーリングリストに登録しているユーザ数が多い場合は、SMTP プロセスの数を増やす必要ある場合もあります。この値を増やす必要がある場合は、SMTP プロセスの数を増加させるにつれて、メールサーバの処理負荷が増大するので、この値は少しずつ増すようにしてください。
- システムがキューでメッセージの配信を再試行する際、同時に使用できる配信スレッドの最大数を入力します。デフォルトでは、このオプションは 15 に設定されています。この値は配信スレッドの数より大きくすることができませんし、 2 より小さくすることもできません。
- 他のプロセスによりキュー内に入れられたファイルをリスンするために、キューマネージャが開くパイプの数を入力します。 このオプションは、デフォルトで 4 に設定されています。このオプションの最小値は 2 で、最大値は 20 です。このデフォルトの値は、ほとんどのサーバにとって十分な値であるはずですが、負荷の大きいサーバではパフォーマンスを向上させるためにこの値を大きくすることができます。この値を大きくする必要があるかどうかは、ログファイルを調べて決定する必要があります。キューを実行する前に、「Adding Queue file XXX」と示されたログライン が表示された場合、これは、キューマネージャにより以前通知されていなかったファイルが検出されたという意味です。この場合、リスンパイプの数を増やす必要があります。
- 以前のキュー処理で配信に失敗したメッセージの再配信をキューマネージャが試行する頻度を分単位で入力します。このオプションは、[SMTP] タブの オプションと組み合わせて機能します。このオプションは、デフォルトで 30 分に設定されています。このオプションの最小値は 10 で、最大値は 120 です。
- 日次カウントレポートを送信する電子メールアドレスを入力します。アドレスが入力されない場合、レポートは送信されません。
- (推奨)。このチェックボックスをクリックすると、SMTP32 によるキューマネージャの状態チェックが有効化されます。キューマネージャが動作していない場合は、SMTP32 が再起動を試行します。その際、イベントがログに書き込まれます。キューマネージャの状態は 2 分ごとにチェックされます。2 回チェックした後で、キューマネージャが動作していない場合には、IMail Serverによりキューマネージャの再起動が試行されます。このオプションを有効化しておくことを、お勧めします。
DNS キャッシュ
DNS キャッシュは、ポジティブ DNS クエリの内部キャッシュです。キャッシュされた DNS 応答は、[Time to Live (TTL) for the DNS record] で指定された時間内はアクティブのままになります。
ポジティブクエリのキャッシングと再利用で配信パフォーマンスが向上するので、このオプションを有効化することをお勧めします。
- DNS キャッシュで使用できるエントリの総数を入力します。DNS キャッシュは、先入れ先出し方式なので、新しい DNS クエリが実行されると、リストが更新されます。この値を 200 にすることをお勧めしますが、5 から 5000 の間で任意の数値を入力できます。
- このボタンをクリックして、キューマネージャの DNS キャッシュをクリアします。これは通常は必要ありません。When_to_Use.htm
- このチェックボックスを選択すると、DNS キャッシュが有効化されます。
到達不能ドメインの回避
IMail Serverがメッセージの配信を試行したがドメインに接続できない場合に [到達不能ドメインの回避] が実行されます。ドメインが失敗ドメインのリスト (スキップリストとして知られています) に追加され、そのドメインのすべての受信者は、回避 (スキップ) 時間として入力された時間の間回避されます。
多数のメッセージが到達不能ホストに宛てられている場合はパフォーマンスが向上するので、このオプションを有効化することをお勧めします。
- [スキップ] リストに入力できるエントリの総数を入力します。これは新しいドメインが追加される更新される先入れ先出し方式リストです。この値を 500 にすることをお勧めします。ただし、5 から 5000 の間で任意の数値を入力できます。
- このボタンをクリックすると、現在のスキップリストがメモリから削除されます。
- (分単位)。削除するまでにスキップリストに失敗ドメインを残しておく時間を分単位で入力します。30 分にすることをお勧めしますが、2 〜 240 分の間で任意の数値を入力できます。
- このチェックボックスを選択すると、失敗ドメイン回避が有効化されます。
- 。クリックして設定を保存します。「正しく更新されました」というメッセージと更新時間が表示されます。