アンチウィルス項目タイプは、SMTP32 のキューファイルに追加されました。この項目行は、特定のメッセージのウィルススキャンのステータス識別に便利です。この行には、最初の欄に V が入り、1 か 0 がその後に続きます。以下のチャートには、考えられるアンチウィルス関連のキュー項目が表示されます。
V1 |
メッセージは既にスキャン済みです。 |
V0 |
メッセージはスキャンの必要があります。 |
項目なし |
メッセージはスキャンの必要があります。 |
IMail Anti-Virus は送受信メールメッセージをすべてスキャンするので、特別な条件がリストサーバに関して適用されます。通常、IMail Anti-Virus は、リストサーバメッセージを 2 回不必要にスキャンします。1 回はメッセージ受信時、もう 1 回は、リストサーバからリストへのメッセージ送信時です。これにより、処理時間が長くなります。
そこで、リストを送信先とするすべてのメッセージはリストサーバに渡される前にスキャンしたとしてマークされます (V1)。リストサーバメッセージでキューを見れば、そのキューは常にどのステージのメッセージがあっても、V1 (上記チャートを参照) とラベル付けされています。ファイルは感染していないはずなので、これにより IMail Server に対して 2 番目のスキャンをスキップするように命令されます。