配信ルールは、アンチスパムのコンポーネントに比べより多くのオプションを備えているので、スパムメールのフィルタリングは強力です。アンチスパムコンポーネントを使用している場合、メッセージがスパムメールであると認識されると、削除し他のメールアドレスに転送するか、X- ヘッダを挿入することができます。配信ルールを使用してメールを処理している場合、メッセージを[削除]、[転送]、[メールボックスに移動]、[コピー]、または [返送] するかを選択できます。配信ルールは、電子メールのドメインレベルおよびユーザレベルで設定することができます。
メッセージがブラックリストの登録項目と一致するか、検証チェックに失敗すると、X- ヘッダがメッセージのヘッダに挿入されます。さらに、フレーズフィルタリングおよび統計フィルタリングを設定して、X- ヘッダを挿入するように設定することもできます。X- ヘッダをもつメッセージをフィルタリングをしたい場合は、X- ヘッダ の 1 つを検索するようにルールを設定することができます。ルールによってメッセージが捕捉された場合は、そのメッセージは直ちにルールで定義されたアクションに従い処理されます。
ヒント: 適切なメールが誤って捕捉されていないか確認できるように、[X- ヘッダを挿入] オプションを選択し、スパムメール用の特別なメールボックスを設定するということもできます。
例 1:スパムメールを返送
例 2:特定の理由で、ブラックリストのメールをフィルタリング
例 3:スパムメールをユーザアカウントの特定のフォルダに送信
例 4:スパムメールと識別されたメーリングリストとニュースレターの受信
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