Web カレンダー設定
アクセス方法
- ホームページから、 > タブをクリックします。 ページが表示されます。
変更した後、 をクリックします。[サービス管理] ページに移動してサービスを再開します。
を使用して、Web カレンダーサーバー用の Web サーバーポート、ディレクトリ、最大ワークスレッド、SSLおよびスレッドプールの設定を指定します。
- Web カレンダーのサーバーを稼動させるポートを入力します。デフォルトの Web ポートは、8484 に設定されていますが、未使用のポートに変更することができます。ポートを変更した場合は、Web カレンダーサーバーを停止し、再起動する必要があります。同じシステム上に別のウェブサーバーがない場合は、通常の Web ポート である 25 番を使用することができます。
非標準のポート番号を使用している場合 (25 番以外)、ユーザはログインウェブアドレスに SSL ポートを指定する必要があります。
- Web ファイルディレクトリのパスを入力します。このディレクトリに、IMail Web カレンダー用のウェブページの作成に使用するファイルがあります。このディレクトリを変更する場合は、ウェブサーバーを停止し再起動する必要があります。ローカルにある場合は、 を使用してディレクトリを検索します。
- 値を入力して IMail Web カレンダーによって同時に使用できるワークスレッドの最大数を設定します。この設定で、ウェブサーバーの負荷を制約します。HTTP 要求がワークスレッドを必要としているにもかかわらず、すでに最大値に達している場合は、Web カレンダーは、「サーバーは利用できません」という メッセージを返します。このオプションは、 を選択する必要はありません。
- ウェブサーバーがそのページを要求した IP アドレスを無視するようにする場合は、このチェックボックスを選択します。ファイアウォール、および動的 IP アドレスを使用しているサービスプロバイダ (AOLなど) には、便利です。(通常は、ウェブサーバーが、ページを要求した IP アドレスとログオンしたユーザの IP アドレスが一致するかをチェックします。
- このチェックボックスを選択すると、 をクリックした際、サーバーが自動で停止、再起動します。このオプションを選択することをお勧めします。
- Web カレンダーサーバーとプラウザ間で持続した TCP 接続を確立する場合は、このチェックボックスを選択します (ブラウザがこの機能をサポートしている場合)。このオプションをオフにすると、サーバは各応答ごとに TCP 接続を終了します。通常、ブラウザとウエブサーバ間の接続は、1 回の要求/応答のペアが処理されている間だけ有効になります。[接続維持を有効化] を使用すると、要求ごとのオーバーヘッドを減らしパフォーマンスを向上することができますが、他のプロセスで利用できるリソースが減少することになります。
と を使用している場合は、サーバーに許可される同時接続数が、 と等しくなります。つまり、許可される接続数を制限することになります。
SSL 設定
- このチェックボックスを選択すると、クライアントとの通信を SSL (セキュアソケットレイヤー) で暗号化し、通常の接続に加え、SSL 接続も受け入れるようになります。
- SSL を有効化している場合に、Web カレンダーサーバーが、SSL べースの HTTP 要求をリスンする Web SSL ポートを入力します。デフォルトの Web サーバーポート (8484) を使用した場合は、どの TCP ポート番号でも割り当てることができます。デフォルトは、8485 です。標準の ウェブサーバーポート (ポート番号 80) を使用した場合は、SSL ポートは標準の SSL ポート 443 にします。
- このチェックボックスを選択すると、Web カレンダーサーバが SSL ベースの HTTP 接続のみを受け入れるように設定されます。通常の HTTP 接続は、受入れません。
スレッドプールの設定
- このチェックボックスを選択すると、クライアントからの HTTP 要求を処理するスレッドプールが作成されます。IMail Web カレンダーは、要求を処理するために最大 64 個のワークスレッドを作成します。このオプションがクリアされた場合、IMail Web カレンダーは各要求を処理するスレッドを 1 つ作成し、要求の処理が終わるとそのスレッドを破棄します。IMail Web カレンダーで、この TCP ポート上で (ブラウザからの) HTTP 要求を処理するスレッドプールを作成することができます。スレッドプールを使用すると、スレッドの生成や終了によって発生するオーバーヘッドを削減することができます。ただし、プール内のすべてのスレッドが使用されている場合は、追加の HTTP 要求は拒絶されます。また、IMail Web カレンダーが使用するために予約されているスレッドは、サーバー上で実行されている他のプロセスからは利用することができません。
- IMail Web カレンダーがスレッドプールの状態を確認するために使用する間隔 (秒) を入力します。ワークスレッドの現在の数が最大ワークスレッドよりも小さい場合は、新しいスレッドが作成されます。このオプションはスレッドプールが有効化されている場合にのみ、使用されます。デフォルト値は、10 秒です。
- このチェックボックスを選択すると、HTTP 要求が完全に処理された後、スレッドを終了します。このオプションはスレッドプールが有効化されている場合にのみ、使用されます。IMail Web カレンダーは、次のポーリング時 ([スレッドチェックタイム] で設定) に、終了したスレッドの代替スレッドを作成します。このオプションがクリアされると、スレッドは開いたままになり、別の要求の処理にも利用できるようになります。
- クリックして設定を保存します。「正しく更新されました」というメッセージと更新時間が表示されます。