変更のロールバック
このトピックで説明されている手順のいずれかを使用すると、ユーティリティが行った変更の一部またはすべてをロールバックできます。使用する手順はどの SecAuxNET 変更をロールバックするかによって異なります。
- Windows の最適化 - レジストリバックアップの復元
- サービスの無効化 - OS バックアップの復元
- Windows セキュリティポリシーの適用 - 古いセキュリティポリシーの復元
- NTFS の適用 - OS バックアップの復元
- 管理者アカウント名の変更 - OS バックアップの復元
- IIS の設定 - web.config バックアップの復元
- SMB の設定 - 古いセキュリティポリシーの復元
[Restore the Registry backup (レジストリバックアップを復元する)]
このオプションを選択した場合、SecAuxNET は Windows レジストリの HKEY_LOCAL_MACHINE ノードのバックアップを作成します。このバックアップは、MOVEit Transfer プログラムファイルに対して選択されているディレクトリ (デフォルトは C:\Program Files\MOVEit) 内の MOVEit_SecAux_RegBackup.reg ファイルに書き込まれます。
元のレジストリ設定を読み込むには、レジストリバックアップファイルをダブルクリックし、[OK] をクリックして確定します。レジストリバックアップが読み込まれたら、サーバーを再起動して変更を適用します。
オペレーティングシステムの復元
オペレーティングシステムを最新のバックアップから復元するには、Windows のドキュメントを参照してください。
保存されているセキュリティポリシーの復元
以下の手順に従って、SecAuxNET ユーティリティによって適用されたセキュリティポリシーの変更をロールバックします。
- セキュリティの構成と分析 MMC スナップインを開きます。
- [スタート] > [ファイル名を指定して実行] をクリックし、「mmc」と入力して [OK] をクリックすると、空白の MMC コンソールが開きます。
- [コンソール] メニューをクリックし、[スナップインの追加と削除] を選択します。
- [スナップインの追加と削除] ダイアログで、[追加] をクリックします。
- [スタンドアロンスナップインの追加] ダイアログで、[セキュリティの構成と分析] スナップインを選択し、[追加] をクリックします。
- [スタンドアロンスナップインの追加] ダイアログで、[閉じる] をクリックし、次に [スナップインの追加と削除] ダイアログで、[OK] をクリックします。
- システムに使用する既存のセキュリティポリシーデータベースファイルがある場合は、そのファイルを開き、その設定をここで適用します。既存のファイルがない場合、新たにインストールされた Windows サーバーの設定に使用する標準のセキュリティポリシーを適用するには、次の手順を実行します。
- [セキュリティの構成と分析] ノードを右クリックし、[データベースを開く] を選択します。
- MOVEit Transfer プログラムファイルに対して選択されているディレクトリ (デフォルトは C:\Program Files\MOVEit) 内の MOVEit_SecAux_SecurityPolicy.sdb データベースファイルを開きます。
- [セキュリティの構成と分析] ノードを再び右クリックし、[テンプレートのインポート] を選択します。
- "setup security.inf" ファイルを選択します。このファイルが見つからない場合は、C:\WINNT\Security\templates 内を確認してください。[インポートする前にこのデータベースをクリアする] オプションがオンになっていることを確認します。[開く] をクリックします。
- [セキュリティの構成と分析] ノードを再び右クリックし、[コンピューターの構成] を選択します。生成されるログファイルのパスを設定し、[OK] をクリックします。
- サーバーを再起動して変更を適用します。
web.config バックアップの復元
web.config ファイルを以前保存したバックアップから復元するには、バックアップファイルを C:\MOVEit\wwwroot フォルダー (または wwwroot 内の IIS 仮想フォルダー (使用している場合)) にコピーし、現在の web.config ファイルを上書きします。
