セキュリティテンプレートオプションをすべて選択すると、最終的な選択項目が一覧表示されます。これらのオプションを使用して、生成されたセキュリティテンプレートでどのように処理を続行するかを指定します。選択を行い、[Finish (終了)] をクリックします。
[Final Options (最終オプション)]
このセクションで使用できる最終処理オプションは次のとおりです。
[Backup Registry (レジストリのバックアップ)]
このオプションを選択した場合は、SecAuxNET ユーティリティによって HKEY_LOCAL_MACHINE および HKEY_USERS レジストリハイブのバックアップコピーが作成されてから、その変更が実行されます。バックアップファイルは MOVEit Transfer のプログラムファイルディレクトリに配置されます。SecAuxNET が行ったレジストリの変更を元に戻すには、Windows の regedit.exe ユーティリティを使用してこのバックアップファイルを読み込みます。
[Apply Security Template (セキュリティテンプレートを適用する)]
このオプションを選択した場合は、生成されたセキュリティテンプレートが SecAuxNET ユーティリティによってローカルシステムに適用されます。生成されたセキュリティテンプレートファイルに基づいて、Windows の secedit.exe ユーティリティによって、セキュリティデータベースファイルが MOVEit Transfer プログラムファイルディレクトリに生成されます。次に同じユーティリティによって、セキュリティデータベースファイルの設定がシステムに適用されます。
[Final Processes (最終プロセス)]
[Finish (終了)] をクリックすると、SecAuxNET ユーティリティが以下の操作の実行を試みます。
[Complete (完了)]
SecAuxNet ユーティリティの実行が完了しました。問題が発生しなかった場合、プログラムは最後の処理手順を完了した後に終了します。
セキュリティテンプレートが設定に適用されなかった場合、オペレータは次の手順に従って手動でテンプレートを適用できます。
secedit /analyze /db MOVEit_SecAux_SecurityPolicy.sdb /cfg MOVEit_SecAux_SecurityPolicy.inf
このコマンドは、セキュリティテンプレートファイルの設定に基づいて、セキュリティデータベースファイルを生成します。データベースは MOVEit_SecAux_SecurityPolicy.sdb
ファイルに格納されます。
secedit /configure /db MOVEit_SecAux_SecurityPolicy.sdb
このコマンドは、データベースファイル内のセキュリティオプションをローカルシステムに適用します。
セキュリティテンプレート設定がローカルシステムに適用された後に設定を有効にするには、SecAuxNET ユーティリティで自動的に、またはオペレータが手動で、システムを再起動する必要があります。