MOVEit Transfer には、Web、FTP、および SSH クライアントインターフェイス用に複数の言語が用意されており、次のことが可能です。
MOVEit Transfer では、ユーザーは Web UI にサインオンする前に言語を選択できます。[サインオン] ページの下部 ([ヘルプ] リンクの下) に、使用可能な各言語のハイパーリンクが表示されます。
言語のリンクはデフォルトで表示され、有効になっています。例を次に示します。
設定されている場合、エンドユーザーは次の方法で言語を選択できます。
MOVEit Transfer では、MOVEit Transfer の [サインオン] ページを表示する前に UI 言語を選択できます。
注: サポートされている言語のリストについては、MOVEit Transfer リリースノートを参照してください。
MOVEit Transfer の管理者は、次の機能を実行できます。
注: [Guest/Anonymous User (ゲスト/匿名ユーザー)] にはゲストユーザーとサインオンしていない他のユーザーも含まれるため、ユーザー (グループ管理者を含む)、一時ユーザー、ゲストユーザーという 3 つのすべてのエンドユーザーが本質的に [サインオン] ページに対して設定されます。
注: サインオン前の権限やサインオン権限とは異なり、「サインオン後」の権限は、組織内の該当するユーザークラスに対して違った方法で設定することができます。ユーザーにはある設定 (言語選択を有効にするなど) を指定し、一時ユーザーには別の設定 (言語選択を無効にするなど) を指定できます。
エンドユーザーとは異なり、SysAdmin、Admin、FileAdmin などの管理者クラスのユーザーには英語のみのインターフェイスが表示されます (ただし、[サインオン] ページにアクセスする場合、特に、公開端末からサインオンする場合は、言語を選択するように求めるメッセージが表示される場合があります)。
その他の言語サポートは MOVEit Transfer 製品全体にわたって適用されていますが、すべての管理用文字列が変換されているわけではありません。管理用インターフェイス、特に管理用テンプレートと MOVEit Transfer Config および Check ユーティリティに関しては、大半が未翻訳のままです。
完全に国際化されている項目の一部を紹介します。
完全には国際化されていない項目の一部を紹介します。
テキストフレーズをサポートするほとんどの MOVEit Transfer 設定は正しく国際化されています。異なる言語で使用するフレーズを区切るために、管理者は文字列内 [Language: XX] タグを使用して、どのメッセージをどの言語で表示するかを示します。XX には、MOVEit Transfer がサポートする言語に対応した fr、es、en、またはその他の言語コード (ISO 639-1) が入力されます。
たとえば、カスタムヘルプのリンク名を例にとってみましょう。現在、リンク名は「Ipswitch Home Page」と設定されています。これをスペイン語で表示する場合は、「Ipswitch Home Page[Language:es]Ipswitch Casa Pagina」 といった値を「カスタムヘルプのリンク名」フィールドに入力し、MOVEit Transfer コードから現在のユーザーの言語設定に基づいて実際に使用するメッセージ (「Ipswitch Home Page」または「Ipswitch Casa Pagina」) を判断します。
以下のリストは、上記の [Language:XX] タグをサポートする、国際化に対応した MOVEit Transfer 内のフィールドを簡単に示したものです。括弧付きの名前で始まるフィールドは、このリスト内の別の場所でも参照されているフィールドと重複していることを意味します。
サインオンページ:
ホームページ:
テクニカルサポートページ:
カスタムヘルプ:
通知:
Web 投稿:
FTP サーバー:
エンドユーザーに送信されるすべての E メール通知と、管理者に送信されるほとんどの E メール通知は国際化されています。カスタム通知機能を使用すると、管理者は E メール通知の内容を編集し、標準テンプレートを上書きできます。その他の言語サポートが有効になっている場合は、サポートされている各言語の E メール通知を作成、編集することもできます。