これらの設定は Ad Hoc Transfer の有効期間と消去をサポートしており、フォルダーの有効期間と消去に似ています。管理者は、パッケージを新規と見なす期間、パッケージを受信者が使用できる期間、期限切れになった後のパッケージの処理、ユーザーがこれらのオプションを自分で設定できるかどうかを決めるオプションを設定できます。これらのオプションは、組織のすべてのユーザーに適用されます。
オプションはグループレベルでもユーザーレベルでも設定できるため、グループおよび個々のユーザーに対して組織の設定とは異なる設定を行うことができます。
オプションの説明は以下のとおりです。
[Packages remain new for nn days (パッケージを新着として nn 日間維持する)]
デフォルトでは、パッケージは 7 日間新着と見なされます。その後も期限切れになるまで使用できます。
[Expire and delete packages after nn days (nn 日を過ぎたらパッケージを期限切れにして削除する)]
管理者は必要に応じて、パッケージに設定可能な最大有効期間を選択できます。これが [Expire and delete packages after nn days (nn 日を過ぎたらパッケージを期限切れにして削除する)] です (デフォルトは 30 日間です)。ここで指定された日数の間、受信者はパッケージを使用することができます。パッケージ固有の有効期間を設定するオプションがユーザーに提供されている場合、実際にはより短い期間で期限切れになることがあります。
[Archive expired packages to /directory/directory before deleting (期限切れのパッケージを削除する前に /directory/directory にアーカイブする)]
削除前にアーカイブするオプションがデフォルトでオンになっていますが、オフの場合は期限切れになるとパッケージが削除されます。
[Which users can set specific expirations on their packages? (自分のパッケージに特定の有効期間を設定できるユーザー)]
管理者は [All (すべて)] を選択して、各ユーザーがパッケージに有効期間を設定できるようにすることもできます。管理者は、ユーザー設定の有効期間のデフォルトの日数を変更することができます。
注: Mobile アプリケーションおよび Web では、パッケージごとのオプションは送信者に提供されていません。このデフォルト設定は、モバイルから送信されたパッケージの有効期限に常に使用される絶対値になります。これは、ユーザーごとのデフォルト設定でオーバーライドできます。ユーザーごとのデフォルト設定も、モバイルからのパッケージの有効期限に常に使用される絶対値になります。[Web Interface (Web インターフェイス)] - [Users (ユーザー)] - [Profile (プロファイル)] の [Package Expiration (パッケージの有効期限)] にある [By default, packages will expire after (パッケージのデフォルトの有効期限)] 設定を参照してください。
[None (なし)] を選択すると、ユーザーのプロファイルでより短い有効期限が設定されていない限り、これらの組織レベルのオプションで設定された有効期限が適用されます。
[Archive expired packages before deleting (期限切れのパッケージを削除する前にアーカイブする)] 設定を有効にすると、パッケージは削除前に夜間のアーカイブファイルに追加されます。アーカイブファイルは、保護されたメッセージごとに (そのメッセージの添付ファイルも含む)、XML ファイルが含まれた zip ファイルとして Archive/Packages フォルダーにアップロードされます。
パッケージアーカイブのコンテンツを読み取るには、コマンドラインのアーカイブビューアユーティリティの使用を検討してください。