カスタムレポートは、MOVEit Transfer のパフォーマンスおよびステータスデータのクエリ、結果の書式設定、結果レポートの保存を行うための一連の手順であるという点において、他のレポートと似ています。
カスタムレポートを定義するには、カスタムクエリを定義します。使用可能なデータと SQL クエリ言語について理解している必要があります。MOVEit Transfer で使用できるデータベーススキーマの詳細については、「データベーススキーマ」を参照してください。
基本レポートとカスタムレポートの両方を追加、編集、実行、および削除できます。基本的なレポート管理の詳細については、「レポートの概要」を参照してください。
カスタムレポートはエクスポートおよびインポートできるため、これらをシステム、MOVEit Transfer 管理者、および MOVEit サポート担当者の間で共有できます。
カスタムレポートは、エクスポートしたりインポートしたりできます。これにより、システム、MOVEit Transfer 管理者、および MOVEit サポート担当者の間でカスタムレポートを簡単に共有できます。その結果、カスタムレポートの追加プロセスは、他のレポートの種類とは若干異なります。カスタムレポートの追加を選択すると、新しいレポートを最初から作成するか、既存のレポートファイルからインポートするかを尋ねる追加のオプションが表示されます。
新しいレポートを最初から作成するように選択すると、他のレポートの種類と同様に、[レポートの追加] ページが表示されます。既存のレポートファイルから作成するように選択すると、ファイル参照ボックスが表示されます。これを使用して、インポートするレポートファイルを選択します。インポートに成功すると、[レポートの編集] ページが表示され、追加のオプションを設定できます。
設定オプション:
Users.Username
、Files.FolderID
など。複数のフィールドはコンマで区切ります。このパラメータは必須です。マイナス記号などの演算子は通常、マクロ句内のすべての日付と時刻に適用されます。演算子をマクロ句の一部のみに適用するには、一重引用符または二重引用符を使用して句を区切ります。今日が 2007 年 7 月 5 日の場合の例を以下に示します。
カスタムレポートの [レポートの編集] ページには、[レポートの実行] セクションのほか、[Export Report (レポートのエクスポート)] セクションも表示されます。このセクションを使用して、現在のレポート定義をファイルにエクスポートできます。そのファイルは、後で上記のプロセスを通じてインポートできます。[Export Report (レポートのエクスポート)] をクリックしてエクスポートファイルを生成し、それをブラウザに送信してダウンロードできるようにします。
注: エクスポートされるのは、名前とカスタムクエリ定義のフィールドのみです。形式、実行時間、エクスポート先のフォルダーなどの情報は、エクスポートファイルには含まれません。これらは通常、システムに固有であるためです。