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Web インターフェイス - 設定 - 外観 - Internet Explorer

ActiveX

: ActiveX ウィザードは Internet Explorer のみで使用できます。レガシの MOVEit Transfer ユーザーとの後方互換性の目的で、システム全体 (org-spanning) レベルで使用できるようにするコントロールが提供されています。代わりに、組み込みのアップロード/ダウンロードマネージャー (「Javascript ウィザード」) を使用することをお勧めします。

ActiveX ウィザードのオプション

説明

[カスタムヘッダー]

アップロードおよびダウンロードのミッションを反映する、組織の ActiveX ウィザードのカスタム名を指定します。

[Custom Logo (カスタムロゴ)]

ActiveX ウィザードと関連付けるロゴ/ブランディングを指定します。

[Default Upload Zip File Name (デフォルトのアップロード Zip ファイル名)]

ファイルを選択し、1 つの zip (圧縮) ファイルとしてアップロードする場合、このオプションを使用すると、[username]、[fullname] などのマクロを使用するカスタム命名規則を zip ファイルに指定することができます。

ウィザードのインストールリマインダー

このセクションでは、ユーザーがアップロード/ダウンロードウィザードをまだインストールしていない場合に、それをインストールするためのプロンプトを表示するかどうかを指定します。設定値は新規ユーザーの作成時に適用されますが、既存のユーザーに適用することもできます。ユーザーごとの設定値によってユーザーレベルで上書きすることができます。

TIP 組み込みの Javascript ウィザードが全体として ActiveX より便利で完全な機能を持つため、ActiveX ウィザードリマインダー機能をオフにしたままにすることをお勧めします。ActiveX ウィザードをすでに使用している既存のユーザーは影響を受けませんが、新規ユーザーは組み込みのアップロード/ダウンロード機能 (「Javascript ウィザード」) を使用することをお勧めします。

[Prompt to install Upload/Download Wizard (アップロード/ダウンロードウィザードをインストールするようメッセージを表示する)] が [Yes (はい)] に設定されている場合、ウィザードをインストールしていないユーザーには、サインオン後にウィザードについてのプロンプトがデフォルトで表示され、インストールするかどうかが尋ねられます。[No (いいえ)] に設定されている場合、デフォルトではウィザードについてのプロンプトは表示されません。ただし、既にインストールされている場合は、ウィザードを使用できます。この時点でインストールしなくても、ユーザーは [My Account (マイアカウント)] ページからウィザードをインストールできます。

Windows の管理者は、選択した Windows プラットフォームでアップロード/ダウンロードウィザードを事前にインストールできます。これを行うには、適切なアップロード/ダウンロードウィザード MSI パッケージを MOVEit カスタマーポータルからダウンロードします。

ActiveX ウィザードに関する技術的なヒント

チャンクヘッダーエラーには代替アップロード設定を使用する (詳細設定)

一部のファイアウォールやプロキシサーバーでは、アップロードウィザードで使用される "Transfer-Encoding: chunked" ヘッダーがブロックされることがあります。アップロードウィザードでこの状況が検出されると、別のアップロードプロトコルに戻ります (この代替プロトコルはデフォルトでは使用されません。圧縮や .zip ファイルの作成ができないためです)。"Transfer-Encoding: chunked" ヘッダーをブロックするソフトウェアまたはネットワークデバイスが存在し、MOVEit ウィザードでこれを検出できないことがわかった場合は、Internet Explorer を実行しているコンピュータのレジストリ内に値を作成することで、アップロードウィザードが代替プロトコルを使用するように強制できます。

RegEdit を実行し、HKEY_CURRENT_USER\Software\Standard Networks\MOVEitUploadWizard に移動します (このキーが存在しない場合は、作成します)。次に、ForceNonLumpHashMode という名前の DWORD 値を作成し、1 の値を指定します。これにより、効率は低くなってもさらに幅広く受け入れられている代替アップロードプロトコルをアップロードウィザードが使用するようになります。

この作業は、各エンドユーザーのコンピュータで行う必要があります。この値を MOVEit サーバー自体で設定しても、サーバー上で実際に Internet Explorer を使用しない限り、効果はありません。

ActiveX バージョンのウィザードを事前に配布する場合や、"通常" のインストールパッケージを通じて管理者アカウントがすべてのユーザー用にコントロールを "事前インストール" する場合は、簡単なアップロード/ダウンロードウィザード "ActiveX" インストールパッケージを MOVEit サポートサイトから入手できます。