インターフェイスモニタの収集設定の指定

デバイスのインターフェイス使用率モニタの収集設定を指定するには:

  1. [詳細表示] または [マップ表示] でデバイスを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。[デバイスのプロパティ] ダイアログが表示されます。
  2. [パフォーマンスモニタ] をクリックします。[パフォーマンスモニタ] リストが表示されます。
  3. [インターフェイス使用率] を選択し、[設定] をクリックします。[インターフェイス使用率の設定] ダイアログが表示されます。
  4. 適切な情報を入力するか、選択します。
    • [データの収集対象]。データを収集するインターフェイスを選択します。すべてのインターフェイス、アクティブインターフェイス、特定のインターフェイス、またはカスタムアクティブインターフェイスを選択できます。カスタムアクティブインターフェイスを選択すると、高速インターフェイス、名前に特定の変数を含むインターフェイス、または特定の種類と一致するインターフェイスの追跡を指定できます。さらに特定のインターフェイスの追跡を選択すると、インターフェイスの [速度] を上書きできます。

      重要 [選択したインターフェイスのエラー数および破棄数データの収集] 機能を使用すると、大量のエラー数および破棄数データが発生し、データベースサイズが急速に増加する可能性があるため、注意してください。データベースサイズが特定のしきい値を超えたときに通知されるように、アラートセンターで WhatsUp 正常性しきい値を設定することができます。詳細については、「システムしきい値の設定」を参照してください。

    ヒントエラーおよび破棄データの収集を無効にするには、個々のデバイスで無効にするか ([デバイスのプロパティ] > [パフォーマンスモニタ])、[フィールドの一括変更] オプションを使用して複数のデバイスで無効にします。後者の場合は、
    1. インターフェイス使用率パフォーマンスモニタが有効になっている複数のデバイスを選択し、右クリックして [フィールドの一括変更] > [パフォーマンスモニタ) を選択します。[フィールドの一括変更] ダイアログが表示されます。
    2. このダイアログの [インターフェイス] 領域にある [有効にしたインターフェイスのエラー数および破棄数データの収集] リストで [はい] をクリックします。
    詳細については、「フィールド一括変更機能による複数のデバイスの編集」を参照してください。

    • [選択したインターフェイスのエラー数および破棄数データの収集]。以下のデバイスインターフェイスデータを収集します。
      • ifInErrors。選択したインターフェイスで、エラーが検出されたため上位層のプロトコルに配信されなかった受信パケットの数を表示します。関連付けられた OID は 1.3.6.1.2.1.2.2.1.14 です。
      • ifOutErrors。 選択したインターフェイスで、エラーが検出されたため上位層のプロトコルに配信されなかった送信パケットの数を表示します。関連付けられた OID は 1.3.6.1.2.1.2.2.1.20 です。
      • ifInDiscards。 選択したインターフェイスで、エラーが検出されなくても破棄されて送信されなかった受信パケットの数を表示します。このようなパケットを破棄する 1 つの理由として、バッファ領域の解放が考えられます。関連付けられた OID は 1.3.6.1.2.1.2.2.1.13 です。
      • ifOutDiscards。 選択したインターフェイスで、エラーが検出されなくても破棄されて送信されなかった送信パケットの数を表示します。このようなパケットを破棄する 1 つの理由として、バッファ領域の解放が考えられます。関連付けられた OID は 1.3.6.1.2.1.2.2.1.19 です。

    メモ 上記の OID はすべて「カウンタ」タイプの値を参照しているので、その生値自体は無意味です。2 回の連続ポーリングから取得される値の差により、意味のあるデータが得られます。

    • [速度]。現在選択されているインターフェイスの速度を指定する場合にクリックします。
    • [データ収集間隔]。 選択したインターフェイスのデータ収集頻度を分単位で入力します。この値は、収集間隔の時間を分単位で表します。

    ヒント タイムアウトと再試行回数、モニタで複数のインターフェイスを追跡する場合に WhatsUp Gold で固有性を判別する方法、およびポーリングするインターフェイストラフィックカウンタを指定するには、[詳細] をクリックします。

  5. [OK] をクリックして、変更を保存します。

参照

グローバルパフォーマンスモニタの有効化

1 台のデバイスでのグローバルパフォーマンスモニタの有効化

複数のデバイスでのグローバルパフォーマンスモニタの有効化

CPU モニタの収集設定の指定

ディスクモニタの収集設定の指定

メモリモニタの収集設定の指定

Ping モニタの収集設定の指定

Windows デバイスでの SNMP の有効化