IP SLA VoIP UDP ジッタ動作に使用する Cisco デバイスの設定

WhatsUp Gold VoIP Monitor 機能を使用し始めるには、最初に VoIP UDP Jitter 動作に使用する Cisco IP SLA ソースデバイスとターゲットデバイスを設定する必要があります。ネットワーク設定によっては、1 つのソースデバイスに応答する IP SLA ターゲットデバイスを複数設定することをお勧めします。

IPSLA 図の設定デバイス

デバイスを設定する前に、VoIP パフォーマンス測定により実現する事項を検討してください。ネットワーク上の一定量の VoIP トラフィックをシミュレートすると、ネットワークがその上で稼動している多数の VoIP デバイスを使用してどのようなパフォーマンスで稼動しているかを特定できます。ソースデバイスからターゲットデバイスに送信されるパケット数 (num-packets) が変更されると、それに伴ってこの設定も変更される場合があります。VoIP トラフィックを稼動したり停止したりしてシミュレーションを行います。この動作を行うには、VoIP パケットをネットワーク全体にわたって送信する頻度の間隔 (interval) を変更します。IP SLA では、VoIP パフォーマンス測定用にさまざまなネットワーク状態をシミュレートするためのオプションが多数用意されています。これらの設定の詳細については、『Cisco IOS IP SLAs Configuration Guide』(Release 12.4) を参照してください。

Cisco IP SLA デバイスを設定するには:

  1. ターゲットデバイスで IP SLA レスポンダを有効にします
  2. IP SLA ソースデバイスを設定します

重要 ソースデバイスとターゲットデバイスが Cisco IOS IP SLA と互換性があることを確認してください。IOS バージョンで IP SLA 互換の Cisco ルーターの詳細については、Cisco Web サイトを参照してください。

参照

WhatsUp Gold VoIP のソースデバイスとターゲットデバイスの設定

WhatsUp Gold VoIP Monitor のインストールと設定

WhatsUp Gold VoIP Monitor の使用