例:Exchange Server モニタ

Exchange サーバーのオペレーティングシステムを監視するには、ExchangeMailServer というモニタを作成して、メールボックスサーバーロールで動作している Exchange サーバーを監視できます。このモニタの目的は、メールボックスサーバーロールに関連付けられているしきい値やサービスについて、Exchange サーバーのパフォーマンス指標を提供することです。この目的のために、メールボックスサーバーロールに関連付けられているしきい値を監視すると共に、情報ストア、メールボックスアシスタント、メール発信などのサービスも監視するようにモニタを設定できます。

  1. [管理者] パネルから、[モニタライブラリ] を選択します。[モニタライブラリ] ダイアログが表示されます。
  2. [アクティブ] タブをクリックします。
  3. [新規] をクリックします。[アクティブモニタの種類の選択] ダイアログが表示されます。
  4. [Exchange モニタ] を選択し、[OK] をクリックします。[新しい Exchange Server モニタ] ダイアログが表示されます。
    1. [名前] フィールドに「ExchangeMailServer」と入力して、このモニタでシステムパラメータをチェックすることを指定します。
    2. [カテゴリ] フィールドで [メールボックスサーバー] を選択します。
    3. メールボックスサーバーロールを強調表示し、[設定] をクリックします。[メールボックスサーバーしきい値の設定] メニューが表示されます。
    4. [RPC 平均遅延は次の値を超えないようにしてください] フィールドに、リモートプロシージャコールの平均遅延の適切なしきい値を入力し、[OK] をクリックします。. [新しい Exchange モニタ] ページが表示されます。
    5. [監視するサービス] で、システムアテンダントサービスを選択します。これらの項目の左側にあるチェックボックスがオンになっていることを確認します。その他のパラメータとプロセスは、チェックボックスをオフにする必要があります。
    6. [OK] をクリックして、ExchangeMailServer モニタをアクティブモニタライブラリに追加します。
  5. ExchangeMailServer モニタを Exchange Server デバイスに追加します。
    1. デバイスリストで Exchange Server を表すデバイスを探します。デバイスを右クリックし、[プロパティ] を選択します。[アクティブモニタ] を選択します。
    2. [追加] をクリックします。アクティブモニタウィザードが表示されます。
    3. ExchangeMailServer モニタを選択し、ウィザードに従ってモニタに対するアクションを設定します。

    ウィザードを終了すると、Exchange Server の監視がすぐに開始されます。

参照

Exchange モニタの追加および編集

Exchange のロールとパフォーマンス監視

Exchange のサービス