例:Web ページコンテンツの監視とアラート

HTTP コンテンツモニタは、指定された Web ページにコンテンツが表示されているかどうかを確認します。Web ページのコンテンツが期待どおりでない場合、関連付けられたアクションを通じて通知されます。たとえば、あるページが稼働中で実際に表示されている場合、その Web ページに含まれるテキスト文字列を探すことができます。次のスクリプトは、WhatsUp Gold のメインサポートページに "WhatsUp Gold Tech Support" という語句があるかどうかを確認します。

Send=GET /support/index.aspx HTTP/1.0\r\nAccept:*/*\r\nHost:www.whatsupgold.com\r\nUser-Agent:WhatsUp/1.0\r\n\r\n

Expect=WhatsUp Gold Tech Support

Web ページモニタを設定するには:

  1. WhatsUp Gold Web インターフェイスで、[管理者] > [モニタ] に移動します。[モニタライブラリ] ダイアログが表示されます。
  2. ダイアログ内で [アクティブ] タブをクリックします。
  3. [新規] をクリックします。[アクティブモニタの種類の選択] ダイアログが表示されます。
  4. [HTTP コンテンツモニタ] を選択し、[OK] をクリックします。[HTTP コンテンツモニタの追加] ダイアログが表示されます。
  5. 適切な情報を入力するか、選択します。
    • [名前]。アクティブモニタライブラリに表示されるモニタの名前を入力します。
    • [説明]。アクティブモニタライブラリに表示される短い説明を入力します。

    HTTP サーバー設定

    • [URL]。モニタを使用して確認する URL アドレスを入力します。URL は、http:// または https:// のように適切な URI で始まる必要があります。

    メモ URL には、ドキュメントのファイル名やクエリ文字列パラメータなど、ドキュメントへの完全パスを含めることができます。たとえば、http://www.domain.com/nmconsole/reports.htm?ReportID=100 のように入力します。

    • [認証ユーザー名]。必要に応じて、Web サイトで認証に使用するユーザー名を入力します。
    • [認証パスワード]。Web サイトで認証に使用するユーザー名に対応するパスワードを入力します。

    メモ HTTP コンテンツモニタでは、基本認証のみをサポートしています。

    • [タイムアウト (秒)]。WhatsUp Gold が選択したデバイスへの接続を試行する時間を入力します。入力した時間内に接続されない場合は、タイムアウトが発生し、WhatsUp Gold は SMTP サーバーへの接続試行を停止します。これは接続失敗と見なされます。
    • [プロキシサーバー]。WhatsUp Gold が確認する内容が、プロキシサーバーの背後にある場合、プロキシサーバーの IP アドレスを入力します。
    • [プロキシポート]。プロキシサーバーが受信しているポートを入力します。

    Web ページコンテンツ

    • [検索する Web ページコンテンツ]。WhatsUp Gold が確認する Web ページ上で探すコンテンツを入力します。プレインテキストまたは正規表現を入力します。
    • [正規表現を使用する][検索する Web ページコンテンツ] で正規表現を使用する場合、このオプションを選択します。

    メモ HTTP コンテンツモニタは、.NET フレームワークでサポートされているように標準の正規表現処理を使用します。

    メモ 特定の Web ページ URL のコンテンツが期待どおりであるかどうかを確認するための例については、上記のスクリプトを参照してください。

あるデバイスについて Web ページモニタおよび E メールアラートを設定するには:

  1. 監視する Web ページコンテンツをホストしているデバイス (Web サーバー) を右クリックします。[デバイスのプロパティ] ダイアログが表示されます。
  2. [アクティブモニタ] をクリックします。[アクティブモニタ] ダイアログが表示されます。
  3. [追加] をクリックします。[アクティブモニタの種類の選択] ダイアログが表示されます。
  4. デバイスに追加するモニタをリストから選択します。前の手順で作成したモニタに割り当てたモニタ名を探します。これが使用する HTTP コンテンツモニタになります。
  5. モニタの設定を入力します。
    1. デフォルト設定 ([このアクティブモニタのポーリングを有効にする] および [デフォルトのネットワークインターフェイスを使用する]) を選択されたままにして、[次へ] をクリックします。[モニタの状態変化の設定アクション] ダイアログが表示されます。
    2. [個別のアクションを適用する] を選択し、[追加] をクリックします。[アクションの選択または作成] ダイアログが表示されます。
    3. [アクションライブラリからアクションを選択] を選択し、[次へ] をクリックします。[アクションと状態の選択] ダイアログが表示されます。
    4. [アクションライブラリからアクションを選択] リストで、既存の E メールアクションを選択するか、参照ボタン ([...]) をクリックして新しい E メールアクションを作成します
    5. [次の状態変化が起きたときにアクションを実行] リストで [停止] を選択し、[終了] をクリックして変更内容を保存し、[状態に対するアクションの設定] ページに戻ります。
    6. [終了] をクリックして変更内容を保存し、[モニタの状態変化の設定アクション] ダイアログに戻ります。
    7. [終了] をクリックします。[デバイスのプロパティ] ダイアログが表示されます。
    8. [OK] をクリックして、変更を保存します。

アクティブモニタと、結果として得られる E メールアクションが有効になっています。Web ページから Web コンテンツが返されない場合、そのページは "停止" 状態としてトリガされ、HTTP コンテンツモニタでエラーが発生し、そのページが停止していることと、Web サーバーから Web コンテンツが返されないことを知らせる E メールアクションがトリガされます。

参照

HTTP コンテンツモニタの追加および編集