仮想デバイスは、VMWare スキャンの実行時に WhatsUp Gold 検出プロセスでネットワークに接続された物理デバイスとともに検出されます。WhatsUp Gold では、各デバイスが検出されると、VMware vSphere API を使用して接続を試行します。VMware vSphere API から VMware 認証情報を使用して接続が実行された場合、デバイスは VMware vCenter サーバーまたは VMware ホストのロールに割り当てられ、API からクエリが実行されて、管理サーバーに関連付けられた仮想マシンが特定されます。
スキャンの種類が VMware スキャンの場合、vCenter サーバー、ホスト、および仮想マシンの検出が有効になります。検出コンソールの [スキャン設定] を使用すると、スキャンの種類を設定したり、VMware スキャンの対象として VMware vCenter サーバーまたは VMware ホストを追加したり、WhatsVirtual を使用して既に WhatsUp Gold に追加されている vCenter サーバーを再スキャンするオプションを選択できます。詳細については、[検出設定] ヘルプの「スキャン設定」を参照してください。
メモ vCenter サーバーを使用して仮想環境を管理し、この仮想環境内の VMware ホストの詳細なハードウェア情報を収集する場合、この VMware ホストと vCenter サーバーの認証情報を追加および選択する必要があります。
重要 VMWare スキャンを実行する前に、検出コンソールの [詳細] 設定で [仮想環境を自動スキャンする] オプションを選択していない場合、スキャン範囲外のホストに関連付けられている仮想マシンは検出されず、スキャン範囲に含まれているために検出された仮想マシンは自動的に仮想ホストに関連付けられません。
ヒント 検出プロセスで仮想デバイスを確実に検出するには、検出対象の各仮想マシンに VMware ツールがインストールされていることを確認してください。仮想マシンに VMware ツールがインストールされていない場合、デバイスは VMware スキャンで検出されません。
必要に応じて多数の対象を VMware スキャンに追加できますが、環境を管理する vCenter サーバーをスキャンの対象として選択して、仮想環境を検出することもできます。これによって、vCenter サーバーに管理されているすべての仮想マシンとホストが検出されます。
WhatsUp Gold 検出コンソールとネットワークデバイスの検出手順の詳細については、「ネットワークデバイスの検出」と「検出の設定および実行」を参照してください。
必要に応じて、WhatsUp Gold 検出プロセスで検出された仮想デバイスのデフォルトの設定動作を指定できます。それには、WhatsUp Gold コンソールからアクセスできる [デバイスロールの設定] ダイアログを使用します。[デバイスロールの設定] では、ワイヤレスデバイスに割り当てられるモニタ、コンテキストメニュー項目、およびカスタム Web リンクを指定し、ポーリング時に収集されるワイヤレスデバイス属性を定義します。
デバイスロールの設定を変更するには:
メモ: デバイスを WhatsUp Gold に手動で入力することはできません。検出中に自動的に追加されます。検出オプションの詳細については、「検出の設定および実行」を参照してください。