WhatsUp Gold Failover Edition および Distributed Edition でのクラスタポーリングの使用

Ipswitch WhatsUp Gold 2016 Failover Edition はオプションの WhatsUp Gold 製品で、プライマリ WhatsUp Gold マシンに障害が発生した場合に有効になるフェールオーバー機能をネットワークにもたらします。WhatsUp Gold Failover Edition を使用している場合、プライマリ WhatsUp Gold マシンを指すポーラーの名前と設定が、セカンダリ WhatsUp Gold マシンを指すポーラーと同一である必要があります。それによって、フェールオーバーシステムが冗長になり、フェールオーバーのシナリオで両方のマシンが同じデータを受信し、報告するようになります。プライマリおよびセカンダリ WhatsUp Gold マシンに割り当てられているポーラー間で名前、設定、またはアクセス権が異なると、WhatsUp Gold フェールオーバーシステムで不完全なデータが返されることになります。

注意 ポーラーのフェールオーバーが WhatsUp Gold とは無関係に発生することはありません。個々のポーラーに障害が発生した場合、障害の発生したポーラーの作業をセカンダリ WhatsUp Gold システムの対応するポーラーが引き継ぐことはありません。セカンダリ WhatsUp Gold システムは、プライマリ WhatsUp Gold システムを完全にミラーリングする必要があります。

重要 プライマリシステムとセカンダリシステムに割り当てられているポーラーには同じ名前を付ける必要があり、フェールオーバーのシナリオでは一度にアクティブになる WhatsUp Gold システムは 1 つのみなので、各ポーラー名はポーリング設定ライブラリに 1 回入力すれば済みます。

ポーラーの WhatsUp Gold Distributed 設定での動作は、WhatsUp Gold の標準設定の場合とまったく同じです。特別な設定は必要ありません。

参照

ポーリングについて

WhatsUp Gold ポーリングエンジンの概要

ポーラーのインストールと削除

追加のポーラーを使用するための WhatsUp Gold の設定

ポーラーの正常性ダッシュボード

ポーリングパフォーマンスの調整

WhatsUp Gold でのポーラーの使用率