クライアントの詳細

クライアントの詳細インターフェイスでは、選択した期間内の次のデータが表示されます:

メモ クライアントの総合的な [接続されたパーセント] は、クライアントのポーリング詳細情報を展開すると下に表示される個々の接続パーセントの平均ではありません。個々の接続パーセントは、最初の検出と最後の検出で定義される期間に直接関連付けられています。

注意 ポーリング間隔とデータ保管の設定が、クライアントに表示されるセッション時間と詳細ポーリング情報に影響します。データ保管のスケジュールを設定するときは、ネットワークの規模を考慮して変更してください。生データから時間データ、および時間データから日次データにデータをロールアップすると、特異性が失われることに注意してください。生データの保管期間を短くするとパフォーマンスが向上します。

例:2012 年 2 月 1 日の 10 時 05 分~ 10 時 20 分と 10 時 35 分~ 10 時 55 分にアクセスポイントに接続していたクライアントがあります。生データを時間データにロールアップすると、そのデバイスが 10 時 05 分~ 10 時 55 分の 50 分の間に接続していたことはわかりますが、いつ途切れていたかはわからなくなります。[クライアント] ページには、開始時刻として 2012 年 2 月 1 日の午前 10 時 05 分が、終了時刻として 2012 年 2 月 1 日の 午前 10 時 55 分が表示され、接続されていたパーセントとして 70.0% が表示されます。データが連続している場合、ロールアップで失われる情報はありません。データは次のように表示されます。最初の検出時刻 - 最後の検出時刻 - 合計分数。したがって、デバイスが 10 時 10 分~ 10 時 40 分に途切れなく接続していた場合、接続の開始時刻は 10 時 10 分、終了時刻は 10 時 40 分で、接続パーセントは 100% になります。

データが連続している場合、ロールアップで失われる情報はありません。データは次のように表示されます。最初の検出時刻 - 最後の検出時刻 - 合計分数。したがって、デバイスが 10 時 10 分~ 10 時 30 分に途切れなく接続していた場合、10 時 00 分~ 10 時 30 分は接続がアクティブだったことがわかります。

メモ レポート期間として [現在] を選択している場合、グラフデータは帯域幅、SNR、および RSSI データを示すゲージで置き換えられ、AP 別の関連付けと SSID 別の関連付けは表示されません。各ゲージに表示される最小値と最大値は、そのゲージにレポートされたデータにより決定されます。

クライアント詳細ページの各要素は折りたたむことができるため、クライアントごとに詳細を表示したり、非表示にしたりしてカスタマイズできます。項目を非表示にするには、表示したくない要素の左の 個々のクライアント詳細要素アイコンを折りたたむ をクリックします。非表示にした項目の左の 個々のクライアント詳細要素アイコンを展開する をクリックすると、表示されます。

特に、個々のセッションの詳細で表示される各クライアント名、MAC アドレス、および IP アドレスにはハイパーリンクが付いています。ハイパーリンクをクリックすると、ハイパーリンクのテキストを検索文字列とする検索が自動的に実行され、一致するワイヤレス情報を表示する検索ページが開きます。このページから、その他のワイヤレスインフラストラクチャデバイスの情報に関する詳細な検索を実行できます。この際、表の上にある検索ボックスには、初期検索時にクリックしたハイパーリンクの内容が予め入力されています。また、セッションの詳細は、[メインクライアント] ページの表形式データと同じ方法で並べ替えることができます。クライアントの詳細の全ページビューの上にある [クライアントページに戻る] ハイパーリンクをクリックすれば、[クライアント] ページに戻れます。

参照

クライアント