フローデータベーステーブルの保守点検の設定
Flow Monitor データベースおよびアーカイブデータベースでテーブルの保守点検を実行するには、[フローデータベーステーブルの保守点検] ダイアログを使用します。
データベースのテーブルを定期的に消去すると、Flow Monitor のパフォーマンスを向上させることができます。
消去されたデータは復旧できません。レコードに必要なフローデータは、必ずエクスポートして保存してください。
Ipswitch フローコレクタサービスの停止
このダイアログに一覧表示されているいずれかの消去アクションを実行するには、まず、フローコレクタサービスを停止する必要があります。
データベースの保守点検を実行する際にフローコレクタを停止するには、 をクリックします。
消去する項目の選択
Ipswitch フローコレクタサービスが停止されると、消去する Flow Monitor データベースのテーブルを選択できます。
- 。ログテーブルを消去するには、このオプションを選択します。ログテーブルには、Flow Monitor の状態について Flow Monitor が生成するメッセージに加えて、操作中に発生したエラーや警告も格納されます。
- 。ホスト更新テーブルとフラッシュテーブルを消去するには、このオプションを選択します。これらのテーブルは、フローデータの設定中やフラッシュ中に一時的にデータを格納します。
- 。フローデータを消去するには、このオプションを選択します。このテーブルは Flow Monitor ソースの NetFlow エクスポーターから収集されるフローデータを保持します。この情報には、トラフィック値 (フロー数、パケット数、およびバイト数単位) をもつソース IP アドレスとターゲット IP アドレスが含まれます。
- 。ホストデータを消去するには、このオプションを選択します。このテーブルは、フロー情報の処理中に検出され、DNS で正常に解決されたホストについての情報を保持します。
- 。インターフェイストラフィックデータを消去するには、このオプションを選択します。このテーブルは、フロー数、パケット数、およびバイト数におけるトラフィック値など、インターフェイストラフィックについての情報を保持します。
- 。Flow Monitor が収集する NBAR 情報を消去するには、このオプションを選択します。このテーブルは、アプリケーション ID に加えてトラフィック値 (パケット数とバイト数単位) など、NBAR を使用して収集された情報を保持します。
- 。CBoS 情報を消去するには、このオプションを選択します。このテーブルは、定義するクラスのマップ加えて、定義されたクラスに基づくポリシーの効果についての情報も保持します。ポリシーの効果は、トラフィック値のあるポリシーを適用する前と適用後で、トラフィック値 (パケット数、バイト数、ビットレート単位) を比較して計測します。
- 。Data テーブルから未分類のポートがあるフローを消去するには、このオプションを選択します。ポートは、アプリケーションにマッピングすることによって分類されます。
- 。アーカイブされたフローデータを消去するには、このオプションを選択します。このテーブルはアーカイブされたフロー情報を保持し、ソースおよびターゲットのホスト ID に加えてトラフィック値 (フロー数、パケット数、バイト数単位) を格納します。
- 。このテーブルは、フロー情報の処理中に検出されたアーカイブ済みホストの情報を保持します。
- 。インターフェイストラフィックデータを消去するには、このオプションを選択します。このテーブルは、トラフィック値 (フロー数、パケット数、バイト数単位) など、インターフェイストラフィックについてのアーカイブ済み情報を保持します。
- 。Flow Monitor が収集する NBAR 情報を消去するには、このオプションを選択します。このテーブルは、NBAR を使用して収集されたアーカイブ済み情報を保持し、アプリケーション ID に加えてトラフィック値 (パケット数とバイト数単位) も格納します。
- 。アーカイブ済みの CBoS 情報を消去するには、このオプションを選択します。このテーブルは、定義されたクラスに基づくポリシーの効果についてのアーカイブ済み CBQoS 情報を保持します。
消去時のログデータの保持
Log テーブルの消去時に特定の日数のログデータを保持するように Flow Monitor を設定することができます。
Flow Monitor が保持するログの日数を に入力します。設定した日数よりも古いログデータは、Log テーブルから消去されます。
Ipswitch フローコレクタサービスの再起動
適切なデータベーステーブルの保守点検タスクをすべて選択または設定したら、 を選択します。これによって、フローデータの収集が再開するようにサービスが再び開始されます。
選択内容を確認し、 をクリックしてデータベースの保守点検を開始します。データベースの保守点検プロセスの長さは、Flow Monitor データベースとアーカイブデータベースにあるテーブルのサイズによって異なります。
プロセスが完全に終了するまで、このページから移動したり Web ブラウザを閉じたりしないでください。プロセスの完了まで待機しないと、データベースが破損したりデータが損失したりする可能性があります。