受信インターフェイストラフィック

受信インターフェイストラフィックダッシュボードレポートは、各出力インターフェイスから送信されているインターフェイスの受信合計トラフィックの割合を表示します。

設定ミスにより、デバイスによって送信されたトラフィックが、受信されたインターフェイスから送り返されることがあります。Flow Monitor では、これはバウンストラフィックと呼ばれます。Flow Monitor は、エラーが発生しているインターフェイスの横にフラグを表示して、この異常なトラフィックパターンを警告します。

グラフの下には、各出力インターフェイスのバイト数、パケット数、およびフロー数のほか、そのインターフェイスから送信された受信トラフィックの割合を示す表があります。

メモ sFlow、NetFlow-Lite、および J-Flow データは、パケット x 個ごと (デバイス上で設定) に送信されますが、正規の NetFlow は、すべてのネットワークトラフィックの統計値を提供します。つまり、sFlow、NetFlow-Lite、および J-Flow データが提供するネットワークトラフィックデータのサンプリングはかならずしも正確ではありませんが、NetFlow はネットワークトラフィックデータが正確になるよう、すべてのネットワークトラフィックデータの統計値を提供します。ただし、通常、sFlow はサンプルパケットと共に、正確なインターフェイストラフィック全体を送信します。
データのサンプリング方法によっては、生成されるインターフェイス概要レポートとインターフェイス詳細レポートのトラフィックは、Flow Monitor ホームページのソース情報に示されるトラフィックより多い場合や少ない場合があります。これは、インターフェイス概要レポートとインターフェイス詳細レポートに示されるサンプリングデータは、サンプリングデータから派生しているのに対して、Flow Monitor ホームページのソース情報はインターフェイストラフィック全体のレポートから派生しているためです。

ヒント [バイト数] 列の情報の上にマウスポインタを重ねると、総インターフェイス容量のパーセンテージとして平均データ速度のポップアップ情報が表示されます。

メモ インデックスが 0 (ゼロ) のインターフェイスはデバイス上のヌルインターフェイスを表します。このインターフェイスは、デバイスにより作成される (NetFlow データなどの) トラフィック用の発信インターフェイスとデバイスに直接送信されるトラフィック用の宛先インターフェイスです。

詳細情報の参照先

WhatsUp Gold から Flow Monitor インターフェイス概要レポートへのリンク

WhatsUp Gold からこのダッシュボードレポートの設定

Flow Monitor からこのダッシュボードレポートの設定

ダッシュボードレポートとフィルタについて