インターフェイス概要レポートは、特定のインターフェイスのトラフィックと使用状況の概要を提供する、フローダッシュボードレポートの集まりです。
インターフェイスの概要は、選択されているインターフェイスまたはソース全体(1 つのソース内のすべてのインターフェイス)の送受信トラフィックと使用状況の両方を強調する個別のフローダッシュボードレポートで構成されます。
デフォルトでは、レポートには直前に [ソース] リストから選択したインターフェイスのデータが表示されます。
メモ sFlow、NetFlow-Lite、および J-Flow データは、パケット x 個ごと (デバイス上で設定) に送信されますが、正規の NetFlow は、すべてのネットワークトラフィックの統計値を提供します。つまり、sFlow、NetFlow-Lite、および J-Flow データが提供するネットワークトラフィックデータのサンプリングはかならずしも正確ではありませんが、NetFlow はネットワークトラフィックデータが正確になるよう、すべてのネットワークトラフィックデータの統計値を提供します。ただし、通常、sFlow はサンプルパケットと共に、正確なインターフェイストラフィック全体を送信します。
データのサンプリング方法によっては、生成されるインターフェイス概要レポートとインターフェイス詳細レポートのトラフィックは、Flow Monitor ホームページのソース情報に示されるトラフィックより多い場合や少ない場合があります。これは、インターフェイス概要レポートとインターフェイス詳細レポートに示されるサンプリングデータは、サンプリングデータから派生しているのに対して、Flow Monitor ホームページのソース情報はインターフェイストラフィック全体のレポートから派生しているためです。
メモ Flow Monitor は一度に 1 つのデータベースからのデータを表示し、デフォルトでは、直近のデータを表示します。フローデータベースとフローアーカイブデータベースの両方に格納されているデータを含む期間を選択した場合は、日付範囲の下にメモが表示され、指定した日付範囲の一部のデータが表示されていないことを通知します。たとえば、過去 1 時間のデータと 39 日間のアーカイブデータを含む日付範囲を選択した場合、レポートには過去 1 時間分のデータしか表示されません。アーカイブデータを表示するにはレポートの日付を変更する必要があります。
レポートデータのカスタマイズに加え、インターフェイス概要レポートで個別のダッシュボードレポートを設定することもできます。
メモ ダッシュボードレポートを折りたたんでも、レポートから取り除かれることはありません。その代わりに、ダッシュボードレポートデータが折りたたまれ、ダッシュレポートのタイトルバーだけが表示されます。
レポートをエクスポートするには、ページの右上の [エクスポート] をクリックします。レポートを E メールで送信するか、またはスケジュール済みのレポートを管理するには、[E メール] をクリックします。詳細については、Flow Monitor の「スケジュール済みレポートの使用:レポートの印刷、エクスポート、E メール」を参照してください。
ダッシュボードレポートのメニューにある [エクスポート] ボタンを使うと、テキストファイル、Microsoft Excel、または PDF のいずれかにデータをエクスポートできます。詳細については、「レポートデータのエクスポート」を参照してください。
ヒント ページ上部の [インターフェイスの詳細] をクリックすると、選択されたインターフェイスのインターフェイス詳細レポートを表示できます。