アプリケーションの設定
[アプリケーションの設定] ダイアログを使用して、アプリケーション定義を作成します。アプリケーション定義では、1 つ以上のポートとアプリケーション間のマッピングが作成されます。これらのポートマッピングは、すべての IP アドレスに対してグローバルに適用されるか、定義されたサブネットに対して適用されます。このネットワークスコープを使用すると、アプリケーション定義にグローバルスコープを持たせることができます。グローバルスコープではこの定義はネットワークのすべてのホストで有効であり、制限されたスコープでは、この定義は定義されたサブネットに対してのみ有効です。
フローデータはアプリケーション定義と比較され、次の条件に基づいてアプリケーションに関連付けられます。
- ネットワークスコープが定義されたサブネットに限定されている場合、ソースまたはターゲットの IP ポートのペアのポート番号がアプリケーションにマッピングされているポートに一致し、対応する IP アドレスが定義されたサブネットの範囲に該当する場合に、フローはアプリケーションに属すると分類されます。
- ネットワークスコープがグローバルの場合、ソースまたはターゲットの IP ポートのペアのポート番号がアプリケーションにマッピングされているポートに一致する場合に、フローはアプリケーションに属すると分類されます。
アプリケーションで分類されたフローデータは、続けて上位アプリケーションレポートの作成に使用されます。このレポートは、識別される各アプリケーションで使用されるインターフェイススループットの帯域幅と割合が記載された上位 "n" のレポートとなります。
[アプリケーションの設定] リストには次の情報が表示されます。
- [名前]。アプリケーションに割り当てられた名前が表示されます。アプリケーションを識別する名前を使用することも、アプリケーションの特定のインスタンスを識別する追加の情報を使用することもできます。
- [ポート]。アプリケーションに関連付けられた最初のポートが表示されます。アプリケーション定義で複数のポートがアプリケーションに関連付けられている場合、ポートは括弧入りで表示されます。
アプリケーション定義をフィルタ、追加、編集、削除するために、次のコントロールが用意されています。
- [フィルタ]。アプリケーション定義をフィルタするためのアプリケーション名またはポート番号を入力します。
- [新規] をクリックして、新しいアプリケーション定義を作成します。[アプリケーションへのポートのマッピング] ダイアログが表示されます。
- アプリケーション定義を選択し、[編集] をクリックして、既存のアプリケーション定義を変更します。[アプリケーションへのポートのマッピング] ダイアログが表示されます。
- アプリケーション定義を選択し、[削除] をクリックして、既存のアプリケーション定義を削除します。削除を確認するメッセージが表示されます。[はい] をクリックします。アプリケーション定義が削除されます。
- [閉じる] をクリックしてこのダイアログを閉じます。