データベースパフォーマンスツールは、データベースのサイズを監視し、個々のテーブルのインデックス断片化の割合を管理します。ディスクの断片化によってコンピュータの実行速度が落ちるのと同様に、インデックスの断片化はデータベースの処理速度の低下の原因となります。
[断片化したテーブルのチェック] をクリックしてチェックを開始します。データベース内のレコード数によっては、この操作にかなりの時間 (数分) がかかることがあります。
検証段階では、SQL Server コマンド DBCC CHECKCONSTRAINT
、DBCC CHECKCATALOG
、および DBCC CHECKDB
が実行されます。 これらのコマンドにより、データベース内のすべての制約の整合性、データベース内のシステムテーブル内、またはシステムテーブル間の一貫性、およびデータベース内のすべてのオブジェクトの割り当ておよび構造上の整合性がチェックされます。
最適化段階では、SQL Server コマンド DBCC SHRINKDATABASE
が実行され、データベース内のデータファイルのサイズが最適化されます。ここで、圧縮は使用されないことに注意してください。データベースは空のスペースを削除することにより、最適化されるだけです。
データベースの検証または最適化の詳細については、Microsoft Web サイトの「SQL Server をお使いになる前に」を参照してください。