[Aironet 現在 - エラー] レポートについて
このホームレベルのワイヤレスエラーダッシュボードレポートには、ワイヤレスアクセスポイント (WAP) の送受信エラー情報がすべて表示されます。WAP に複数の無線 (デバイス 802.11g と 802.11n など) のサポートが含まれている場合は、各無線のエラーの値が別々の列に表示されます。
また、レポートの先頭にある (WAP) デバイス名リンクをクリックして、デバイスのステータスダッシュボードにアクセスすることもできます。詳細については、「デバイスステータスダッシュボードの仕組み」を参照してください。
WhatsUp Gold を装備した WhatsUp Flow Monitor プラグインを使用している場合は、 アイコンをクリックして、ワイヤレスデバイスとその会話パートナーについて特定のソースとターゲットの情報を表示する Flow Monitor レポートにドリルダウンできます。
このレポートには、以下のワイヤレスクライアント情報がデフォルトで表示されます。
- 。デフォルト値は基地局に割り当てられた一意の MAC アドレスです。関連付けられた OID は 1.2.840.10036.1.1.1.1 です。
- 。動作中の WAP 無線周波数を一覧にします。関連付けられた OID は 1.3.6.1.4.1.9.9.272.1.1.2.1.1.1 です。
受信エラー
- 。受け取るはずの伝送制御プロトコル (TCP) 確認応答 (ACK) を受信しなかった回数を一覧にします。関連付けられた OID は 1.2.840.10036.2.2.1.9 です。
- 。受信した MAC プロトコルデータユニット (MPDU) でフレームチェックシーケンス (FCS) エラーが検出された回数を一覧にします。関連付けられた OID は 1.2.840.10036.2.2.1.12 です。
- 。フレーム制御ボックスの Wired Equivalent Privacy (WEP) サブボックスが 1 に設定され、キーの WEPOn 値が送信機の (TA の) MAC アドレスにマッピングされた状態で、フレームを受信した回数を一覧にします。これは、フレームを暗号化すべきではなかったこと、または受信局 (STA) がプライバシーオプションを実装していないためフレームが破棄されたことを示します。関連付けられた OID は 1.2.840.10036.2.2.1.14 です。
- 。受信フレームにメッセージ認証コード巡回冗長検査 (MAC CRC) エラーが含まれていた回数を一覧にします。関連付けられた OID は 1.3.6.1.4.1.9.9.272.1.2.1.1.1.2 です。
- 。フレーム内のサービス設定識別子 (SSID) が、サポートされている SSID と一致しないビーコンフレームまたはプローブ応答フレームを受信した回数を一覧にします。関連付けられた OID は 1.3.6.1.4.1.9.9.272.1.2.1.1.1.3 です。
送信エラー
- 。送信試行回数が dot11ShortRetryLimit または dot11LongRetryLimit を超えたため、MAC サービスデータユニット (MSDU) の送信に失敗した回数を一覧にします。関連付けられた OID は 1.2.840.10036.2.2.1.3 です。
- 。1 回再送信した後で MAC サービスデータユニット (MSDU) の送信に成功した回数を一覧にします。関連付けられた OID は 1.2.840.10036.2.2.1.4 です。
- 。1 回以上再送信した後で MAC サービスデータユニット (MSDU) の送信に成功した回数を一覧にします。関連付けられた OID は 1.2.840.10036.2.2.1.5 です。
- 。エネルギー検出エラーによってフレーム送信が遅れた回数を一覧にします。関連付けられた OID は 1.3.6.1.4.1.9.9.272.1.2.1.1.1.1 です。
このダッシュボードレポートを WhatsUp Gold で設定するには:
- ダッシュボードレポートペインのタイトルバーで、 をクリックします。[レポートの設定] ダイアログが表示されます。
- 適切な情報を入力するか、選択します。
- 。ダッシュボードレポートのタイトルを入力します。この名前はダッシュボードレポート画面のタイトルバーに表示されます。
- 。参照 () ボタンをクリックしてレポートのデバイスを選択します。
- をクリックして、変更を保存します。